節目は「5の年」 入社3年目に考える人生の見定め方「入社3年目の春」をマネーハック(5)

仕事については、この時期の稼ぎがその後の人生を左右します。ひいては退職金額や将来の年金額にも影響してくる10年間だと思ってがんばりたいところです。

子どもの教育費負担や住宅ローンの返済など支払いに追われ続ける年代でもありますが、もう一つ考えておくべきお金の課題があります。

それは「自分の老後」を意識し備え始めることです。45歳スタートならまだ老後のお金をためる時間はたくさんあります。しかし、55歳スタートでは遅すぎます。

仕事もプライベートも忙しい日々でしょうが、ちょっとだけ時間を作って、自分の老後のための予算を捻出し、iDeCo(個人型確定拠出年金)に加入すべきタイミングです。積立期間は現在60歳までですが、今後法改正により65歳になると期待されています。そうなると20年間利用でき、勤務先に企業年金がない会社員であれば月2万3000円なので、元本だけでも552万円をためられます。老後に向けた行動が必要な年といえるでしょう。

55歳の春~:アラ還は60~65歳をどう乗り切るか

55歳を迎えたアラウンド60の世代はアラ還(アラウンド還暦)と呼ばれていますが、一般的な定年退職年齢である「60歳」を境に変化が大きい世代です。おそらく60歳まではためることが可能な働き方ができますが、60歳から65歳までは退職金などを「取り崩さない」ことを主眼に置いた働き方を考えることになるでしょう。

一方で、今は変化の時期です。多くの会社が定年延長や60~65歳までの待遇改善を実施済み、あるいはこれから10年の間に行うと思われます。65歳を過ぎても働けるチャンスも高まるでしょう。

自分の職場の雇用条件がどう変化していくかを見逃さず、また乗り遅れることのないようにしていきましょう。