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2020年、半導体ブームは再来する(窪田真之) 楽天証券経済研究所所長兼チーフ・ストラテジスト

2019/4/30

写真はイメージ=PIXTA
「10連休後に日本株が下落すれば 買い場になる」

ゴールデンウイーク4日目となりました。前例のない10連休の間、日本株の売買はできません。連休明けにどんな波乱が待ち受けるか――。懸念の声もあります。でも、私は心配していません。本欄でも繰り返し述べている通り、日本株が大きく下落する局面があれば積極的に買っていっていいと判断しています。今が2019年の世界景気悪化を織り込む最終局面で、年後半は20年の世界景気回復を織り込む上昇相場に入ると予想しているからです。今回はその中でも年後半の有望な投資対象になると考える半導体関連株についてお話ししましょう。

■シリコンサイクルを先取りする半導体株

私は26歳だった1987年、投資顧問会社で日本株ファンドマネジャー兼アナリストになりました。当時、アナリストとして最初に担当したのが半導体産業でした。以後、様々な業種を担当しましたが、頭の中には常に半導体株の動きがありました。

半導体産業は波の大きいビジネスです。誰もが強気でブームが続くと思っている時に突然ピークアウトし、半導体不況が始まります。逆に「もう半導体では稼げない」と思われる不況の大底から、突然、急回復が始まります。将来の予測はとても難しいですが、私は過去の経験も踏まえた上で、今こそ半導体関連株を買っていくべきタイミングが訪れたと判断しています。

日経平均株価と半導体関連5社の合成株価の比較(2016年末―2019年4月22日)

日本の半導体関連株は空前のブームの中、17年に急騰した後、18年の年初から急落しました。今振り返ればこれは、18年末に半導体ブームがピークアウトすることを織り込む動きでした。

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