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ホンネの就活ツッコミ論

ジコチュー就活気づいてる? 質問には忠実に答えよう ホンネの就活ツッコミ論(102)

石渡嶺司 大学ジャーナリスト

2019/5/10

それは、大学名、自己PR、趣味と3点も盛り込んでいるからです。「本日はよろしくお願いします」も余計と言えば余計ですが、これはまあ、決まり文句のようなものなのでまだいいでしょう。

これも、面接に落ち続ける学生に指摘すると、返ってくるのは「ちょっとくらいいいじゃないですか」。確かに本当に「ちょっと」ですよ。この自己紹介なら1人1分とか、その程度。

ところが企業の立場から見ると「ちょっと」で済まないのです。

自己紹介だけで1人1分超過。5人いれば5分の超過。さらにグループ面接であれば自己紹介以外に数問は質問したいところ。それぞれ1分から2分超過するとなると、5人だと30分以上も超過しかねません。当然ながら、次の予定が大きく狂うことになります。

■企業=相手への配慮ができるかどうかが見られている

面接でもエントリーシートでも、相手に配慮できるかどうか、学生が想像する以上に企業は注視しています。

「でも石渡さん、志望動機に自己PRを混ぜる手法をよく推奨していますよね?あれは設問の指示を無視しているのではないですか?」と反論してくる学生もいるでしょう。確かに私は、エントリーシートの志望動機に自己PRを混ぜる手法を学生に推奨しています。実際にそれで選考に通るようになった学生が大半ですし。

これが設問指示の無視にならないのは簡単です。志望動機はその会社への志望動機が設問の指示。自己PRをまぜて「私の強みが貴社に貢献できると考えた」と書いても設問を無視したことにはなりません。これはこれで立派な志望動機です。

この志望動機のように設問の指示が漠然としている、あるいは、かなり広いものであれば、自己PRなどを付け加えていくのは特に問題はありません。ただし、設問・質問が限定されているようであれば、その内容に寄りそうようにしないと「ジコチュー」と見られてしまうことを是非、覚えておいてください。

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