令和の家計管理術 カギはキャッシュレスと夫婦別財布家計再生コンサルタント 横山光昭

夫婦で別会計であっても、お互いの収支については、月に1度というように定期的に情報共有したほうがよいと思います。お金を効率よく使い、継続的に貯蓄していくためには、夫婦で収支の状況を共有し、「何に」「いくらまで」使うべきかを相談することが大切です。

これからもお金の使い方を振り返ることが大切

一歩引いて考えると、キャッシュレスといっても、決済方法が変わるだけで結局は自分のお金です(増えるわけではありません)。今後、決済手段が変わっていっても、家計管理の基本は変わらず、「支出を把握する」「お金の使い方を振り返る」「支出の優先順位をつけ、ムダな支出を減らす」ことです。それが、貯蓄を増やすことにつながっていきます。特別なことは何もないのです。現金を入れる封筒の代わりにプリペイドカードを使って、「1週間予算管理」をすることも可能です。

貯蓄や投資もできるようになっています。キャッシュレスでの支払額をもとにおつりの額を算出し貯蓄する「おつり貯金」や投資ができる「おつり投資」などのアプリが開発されています。今はゲームチックな印象も受けますが、近い将来、ごく普通の貯蓄法・投資法として確立しているかもしれません。

令和の時代になっても家計管理の基本に変わりはありません。迷ったり困ったりしたら、基本に立ち戻りながら、その時代に即した方法で「支出する(使い方を意識する)」という行動をとっていただければと思います。

(「もうかる家計のつくり方」は隔週水曜更新です)

横山光昭
(株)マイエフピー代表、mirai talk株式会社取締役共同代表。顧客が「現在も未来も豊かな生活を送ることができる」ことを一番の目標に、独自の家計再生・貯金プログラムを用いた個別の指導で、これまで1万件以上の赤字家計を再生。著書は累計100万部を超える『年収200万円からの貯金生活宣言』シリーズ、累計65万部の『はじめての人のための3000円投資生活』シリーズがあり、著作合計88冊、累計270万部となる。講演も多数。
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