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もうかる家計のつくり方

令和の家計管理術 カギはキャッシュレスと夫婦別財布 家計再生コンサルタント 横山光昭

2019/5/1

お金の使い過ぎにも注意が求められます。現金でお金の減り方を実感しながら支出をコントロールすることに慣れているためか、現金が見えないと使い過ぎてしまう人もいます。各社がポイント還元やキャッシュバック、割引クーポンの配布といったさまざまなキャンペーンを行い、お得感があることも一因でしょう。しかし、ポイントなどを目当てに使い過ぎてはいけません。

残高が少なくなると自動的にチャージされる「オートチャージ機能」は便利かもしれませんが、「お金があれば使う人」には適しません。

■共働きでも収支情報は共有し話し合う

平成を振り返ってみると、共働きの家庭が増え、家計のやりくりは女性(あるいは男性)が1人で管理する状況から、夫婦別管理(夫婦別財布)が多くなりました。また、アベノミクス相場以降は、投資を始めようという風潮が感じられるようになりました。

結婚前は別家計で生活していて、結婚後もそれぞれ収入がある共働きの場合、夫婦別管理は自然なのかもしれません。もちろん、それでうまくいけば問題ありませんが、家計に問題を抱えることが少なからずあります。

例えば、独身時代のままの感覚でお金を使い、マイホームの購入資金や子どもの教育資金、老後の資金などを考えていない夫婦もいます。毎月の収支は赤字ではないものの、貯蓄がほとんどなければ、将来、そうした資金が必要になったときに困るのは明らかです。

また、時折見かけるのが、別々に家計を管理しているためか、視野が狭くなっている人です。つまり、「自分の収入は自分のモノ(自分が好きに使いたい)」との思いが強く、配偶者や子どもを含めた家族全員のお金との認識に乏しいのです。家族はお互いに支えて暮らしていくものですから、「誰かが損する、誰かが得する」という発想ではなく、全員が幸せになるように家族で話し合えるとよいでしょう。

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