令和の家計管理術 カギはキャッシュレスと夫婦別財布家計再生コンサルタント 横山光昭

写真はイメージ=123RF
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バブル崩壊、リーマン・ショック――。激動の平成が終わり、今日から令和です。このところ食品やサービスなどで値上げが相次ぎ、10月には消費増税が予定されています。今後、どのように家計防衛し、貯蓄を増やしていけばよいのでしょうか。そのポイントとして、キャッシュレス決済と夫婦別の家計管理が挙げられると思います。

キャッシュレスは支出管理に課題

キャッシュレス決済の手段が増えています。以前はクレジットカードが中心でしたが、キャッシュカードと一体型のJ-デビットやクレジットカードブランドが付いたデビットカードも次第に普及してきました。さらに、電子マネーやクレジットカードブランドが付いたプリペイドカードも利用されるようになっています。

政府はキャッシュレス決済の導入を促進させようとしており、10月の消費増税にあわせてキャッシュレス決済のポイント還元を行う予定です。これに伴い、スマートフォンを使ったQRコード決済ができるアプリが数多く登場しています。

キャッシュレス決済が広まりをみせる中、どのように家計管理をしていくかが課題になりそうです。

支出の把握が必ずしも容易でない点に注意が必要でしょう。家計簿アプリで管理しようとしても、使いこなすのが大変だったりするため、現状、支出全体を網羅できる良い管理法が見当たらないのです。キャッシュレスのお金の出所を1つの口座、1つのクレジットカードになるべく集約し、その履歴を家計簿代わりにするなどの工夫もできますが、そこまで取り組む人は少ないようです。

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