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コーヒーを五感で体験 急増するロースター併設カフェ

2019/4/28

「WOODBERRY COFFEE ROASTERS SHIBUYA」では、コーヒーを飲みながら、焙煎の様子が見られて楽しい

今年2月に東京・渋谷にオープンした「WOODBERRY COFFEE ROASTERS SHIBUYA(ウッドベリーコーヒーロースターズ シブヤ)」は、東京生まれのスペシャルティーコーヒー専門店。都内に4店舗を展開しており、用賀本店には以前からロースターがあったが、店の奥にあるため、客は遠目にしか見られなかった。渋谷店では店内に米国のディードリッヒ社の焙煎機が設置され、客は間近で焙煎の様子を見ることができる。

「『ビール工場で飲むビールはなぜかおいしい』と感じるように、ロースター併設カフェには現場感や臨場感があり、魅力だと考えています。コーヒー生豆が黄色から茶色に変わっていく様子や香ばしい匂いなどを実際に感じることができ、一種の工場見学のような体験を皆様にしていただけると思います」(ウッドベリーコーヒー代表取締役の木原武蔵さん)

「WOODBERRY COFFEE ROASTERS SHIBUYA」のお薦め「エスプレッソコース -エチオピア ゴチチ」

同店には3種類のコーヒーを一度に楽しめる「エスプレッソコース」というメニューがある。同じ豆をエスプレッソ、ミルクビバレッジ(カフェラテ)、シグネチャービバレッジ(コーヒーの創作ドリンク)という3通りの飲み方で楽しむことができるのだ。

「エスプレッソコースでは、その豆の様々な香りや味の違いを体験していただくことができます。栽培の背景のストーリーと一緒にコーヒーの味を楽しんでいただければ幸いです」(木原さん)

豆の産地は2種類から選択でき、今回はエチオピアのゴチチ村の豆を使った「エスプレッソコース -エチオピア ゴチチ」(1400円税別)を注文してみた。

3杯がほぼ同時に出てくるのでどれから飲んでもよいが、エスプレッソ、ミルクビバレッジ、シグネチャービバレッジの順で飲むのがおすすめとのこと。さっそくエスプレッソから味わってみると、軽やかな酸味と甘みが印象的で香りも華やか。ミルクビバレッジはクリーミーな舌触りで、上品なミルクチョコレートのよう。シグネチャービバレッジはエスプレッソにエディブルフラワー(食用花)シロップとヨーグルトをあわせ、上からナツメグとコショウをふりかけたもので、コーヒーの華やかな香りにシロップの香りも加わり、スパイスがいいアクセントになっている。同じ豆でも提供方法によってここまで味わいが変わるのがおもしろい。

ちなみにコーヒーを一度に3杯も飲むということは日常ではあまりないが、グラスはやや小ぶり、かつ味わいもまったく違うので、飲み飽きることも満腹になりすぎることもなく最後まで楽しめた。

「WOODBERRY COFFEE ROASTERS SHIBUYA」の「エスプレッソコース -グアテマラ ペニャロハ」

「エスプレッソコース」は現在ほかにグアテマラのペニャロハ産の豆を使った「エスプレッソコース -グアテマラ ペニャロハ」(1200円税別)もある。

客層はさまざまで、外国人の姿も多い。ちなみに午後6時からはコーヒーバーになり、コーヒーを使ったカクテルを提供している。コーヒー業界とバー業界の架け橋になるような店を目指していきたいそうだ。

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