旅先でクレジットカード盗難・紛失 その対処法はポイント賢者への道(110)

NIKKEIプラス1

写真はイメージ=PIXTA
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10連休に入ると買い物や旅行でクレジットカードを利用する機会が増えそうです。気になるのがクレカの盗難や紛失といったトラブルです。クレカはポイントをためるのに最も有効な決済手段です。そのクレカで損失を負っては困ります。万一のときにどう対応すればいいか紹介しましょう。

ほとんどのカード会社は24時間、電話でトラブル対応を受け付けます。海外からでも日本語で対応してくれます。カード裏面に書かれた電話番号をメモして旅行先に携帯することをお勧めします。盗難や紛失が起きて連絡すれば、直ちに利用機能を一時的に停止し、犯罪者の利用を防ぎます。

海外でカードをなくした場合、依頼すれば、暫定的に使えるカードを数日間で手元に届けてくれる場合があります。紛失などに備えて海外旅行先には予備のカードを1枚、財布とは別の場所に保管して持っていくとよいでしょう。

盗難や紛失とは違いますが筆者も今年、不正利用に遭いました。利用明細を確認していると、身に覚えのない約6000円分の利用履歴が見つかりました。念のため妻や子どもに聞きましたがやはり使っていません。そこでカード会社に連絡し警察に届け出ました。

結局、犯人や手口は分かりませんでしたが、経緯や事情を詳しく説明してカード会社からは不正利用分の返金を受けることができました。一般にクレカは60日以内などと一定期間内に連絡すれば補償を受けられるのが通常です。

補償期間内に不正利用に気付くためには普段から利用明細をこまめに確認するのが大事です。1カ月ごとに郵送される紙の明細書では遅すぎます。ウェブ明細に切り替えて毎日確認するクセをつけましょう。紙からウェブ明細に切り替えることでポイントを獲得できる場合もよくあります。

菊地崇仁
北海道札幌市出身。1998年に法政大学工学部を卒業後、NTTに入社。社内システムやLモードの料金システムの開発などに携わり、2002年に退社。同年、友人と共に起業し、システムの設計・開発・運用を行う。06年、ポイント交換案内サービス・ポイ探の開発に携わり、11年3月代表取締役に就任。一般からプラチナまで、57枚のクレジットカードを所有。

[NIKKEIプラス1 2019年4月20日付]

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