プロが教えるBizコーデ

春物スーツに合わせる小物 色調そろえ統一感忘れずに

2019/4/28

出勤前、「きょうは何を着ようか」と思案に暮れる人は少なくない。そんなビジネスマンに、押さえるツボを伝授する「プロが教えるBizコーデ」。今回は春のセットアップに小物類をどう合わせるかについてスタイリスト、小林新さんに極意を聞いた。




■色同士でけんかしないことがなにより大切

何はさておき、コーデを考える上で小林さんが重視するのは「色の統一性」。スーツにネクタイ、靴や鞄(かばん)と装いアイテムが増えても、全体の色のトーンがそろっていれば、ちぐはぐ感を生むことがないから、という。色同士でけんかしないこと。それが何より大切なポイントだ。

【写真1】ジャケット2万5920円、ベスト1万1880円、シャツ7776円、パンツ1万2960円/すべてナノ・ユニバース タイ1万5120円/ステファノビジ ポケットチーフ7344円/パオロ アルビザッティ シューズ1万9440円/カルリ 1937 バッグ3万5640円/ボルドリーニ セレリア

オンの装いの一例として、グレーのセットアップで考えてみよう=写真1。この場合、ワイシャツはもちろん白でも問題ない。あえて薄いブルーをセレクトした狙いは「こなれ感の演出」。

新社会人なら白のワイシャツの方がフレッシュで好印象を与えるはずだが、薄いブルーはそれとは少し違った雰囲気を醸し出す。初対面でフレッシュマンとはひと味違いなじみやすい人という印象につながると思う。赤系の配色をアクセントにしたネクタイでVゾーンを演出したことで、必ずや周囲の目はそこに向くはずである。

【写真2】ネクタイの赤でVゾーンを華やかに演出。チーフのブルーのストレッチはワイシャツの色味と合わせた

■靴と鞄とベルトは同じ色に

コーデで覚えておきたいもう一つの基本は、靴と鞄、ベルトは同じ色で合わせること。このセットアップの場合、鞄や靴は茶系で合わせたい。ビジネスマンはとかく黒のバックを持ち歩きがちだが、もう一つ、茶系の色味の鞄があれば「汎用性が増し、センスの良さを際立たせることにもなるはずだ」。ブルーのステッチのチーフを胸に挿した=写真2=のは、色の統一性を考えてのことであるのはいうまでもない。

【写真3】ジャケット1万8360円、シャツ7776円、パンツ8640円、シューズ1万9440円/すべてナノ・ユニバース タイ1万5120円/ステファノビジ ポケットチーフ7344円/パオロ アルビザッティ タイバーとベルトはスタイリスト私物

すべて同系色でまとめる「ワントーンコーデ」は、よりテクニックが必要で、上級者向けといっていい。すべてネイビーで統一したのが写真3。靴や鞄はこの場合、黒でも問題はないが、今回のようなデニム地の靴を合わせると、おしゃれ度アップは間違いない=写真4。もう一つのポイントはチーフ。ネイビーの柄物をセレクトすることで、装いにアクセントをつけた。

【写真4】靴やベルトもネイビーでそろえワントーンコーデを極めてみる。テクニックは必要だが、それはそれでオシャレだ
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