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軽くて実用的 最軽量レッツノート、津田大介の評価は

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NIKKEI STYLE

外出するときはいつもノートパソコンをバッグに入れている津田大介氏。これまでもさまざまなモバイルノートをチェックしてきたが、今回取り上げるのは「レッツノートRZ8(CF-RZ8CFMQR)」(パナソニック)。津田氏がメインノートとして使い続けているレッツノートの中で、最も軽量なモデルだ。

B5相当の10.1型で重さは約780g

最近はモバイルノート市場が面白い。以前紹介した約698gの「LIFEBOOK UH-X/C3」をはじめ、コンパクトで軽いマシンが次々に登場している(記事「津田大介驚く 富士通LIFEBOOK、予想以上の軽さ」参照)。

僕は、出張や取材など外出していることが多いため、どんな状況でも対応できるように光学式ドライブを内蔵した12.1型のレッツノートSVシリーズを使っている。ただ正直、光学式ドライブを使う機会はそれほど多くない。次は光学ドライブがなくてもいいから、もっと軽いモバイルノートにしようかと考えている。そこで今回、レッツノートの4シリーズ(LV・SV・XZ・RZ)で最も軽いRZを試用してみることにした。

今回試してみた「レッツノート RZ8(CF-RZ8CFMQR)」は、10.1型のモバイルノート。タブレットとしても使える「2in1」といわれるタイプで、本体サイズは横250mm×縦180.8mm×厚さ19.5mm、重さは約780gと1kgを大きく切る。普段もっと重いSVを持ち歩いているだけに、実際に手にとるとその軽さが羨ましくなる。

軽くてコンパクトだが、スペックは高い。CPUは、最新の第8世代Core i5、メモリーは8GB、SSDは256GBを搭載している。また、LTE(携帯電話用の通信回線)に対応しているので、SIMカードスロットにSIMカードを挿しておけば、わざわざWi-Fiスポットを探したり、テザリングで接続したりする手間なしでインターネットに接続できる。

拡張性もレッツノートらしく、有線LANやVGA、HDMIなど充実している。残念だったのはUSB PD(USB Power Delivery。USBポートを介して充電できる最新給電規格)に対応していないことだ。この軽さでどこにでも持ち運べるからこそ、モバイルバッテリーで充電できるUSB PDには対応してほしかった。

ただ、付属しているACアダプターは軽く、電源コードなどを含めた重さは約265g。約780gの本体と合わせても約1.045kgで収まる。バッテリー駆動時間は約11.5時間なので、1日なら充電なしでも使えるだろう。

Windowsタブレットの利用用途は閲覧中心

RZ8は、キーボードを360度回転してタブレットスタイルでも使える。ただ、Windowsのタブレットだと使えるアプリがほとんどない。用途は必然的に閲覧中心になる。

文書ファイルやWebブラウザは、縦で見られる方が便利なので、外出先でじっくり企画書を読み込んだりネットサーフィンを楽しんだりする人は便利だろう。プレゼンや打ち合わせの際、タブレットスタイルにして机に置けば全員で閲覧しやすいというメリットもある。ただiPadやAndroidタブレットと同じような使い方を期待すると不満を感じるかもしれない。

タッチパネルになっている液晶はノートパソコンとして使うときに便利だ。画面を拡大したいと考えたときも、タッチパネルなら直感的に操作できる。仕事をしていると細かな文字や写真を見るために拡大することが多いので、この機能は付いていると重宝する。

コンパクトなサイズでも実用的なマシン

今回試用して感じたのは、細かい部分の使い勝手の良さだ。

本体サイズが小さいにもかかわらず、キーボードはそこまで窮屈ではなく意外と打ちやすかった。キーストローク(キーを押したときに沈み込む深さ)は1.5mmで特別深くはないが、しっかりと沈み込んで打鍵感がある。このあたりの作り込みは、ビジネスマンを中心に愛用されているレッツノートらしい。

B5サイズ相当の10.1型なら、ある程度小さなカバンでも入れることができる。RZ8は、拡張性やスペックも含め、コンパクトながらも実用性の高いマシンといえるだろう。

それにしても最近のモバイルノートは本当に面白い。連載で取り上げただけでも「LIFEBOOK」(「富士通LIFEBOOK、予想以上の軽さ」)や「YogaBook」(「キーボードは電子ペーパー YogaBook試す」)、「GPD WIN2」(「超小型ゲーミングPC モバイル端末の新しい選択肢に」)など個性派が次々に登場している。僕の使い方には合わなかったが、新型iPadにキーボードをつけるという方法もある(「新iPad、買うなら大小どちらか 津田大介の結論」参照)。軽さを売りにするモバイルノートには14型で1kgを切るLGエレクトロニクス・ジャパンの「LG gram」や13型の2in1なのに800g以下のNEC「LAVIE Hybrid ZERO」もあるし、新しいモバイルモデルが出てきていないVAIOの動向も気になるところだ。

津田大介
 ジャーナリスト/メディア・アクティビスト。「ポリタス」編集長。1973年東京都生まれ。メディア、ジャーナリズム、IT・ネットサービス、コンテンツビジネス、著作権問題などを専門分野に執筆活動を行う。主な著書に「情報の呼吸法」(朝日出版社)、「Twitter社会論」(洋泉社新書)、「未来型サバイバル音楽論」(中公新書ラクレ)など。近著に「情報戦争を生き抜く」(朝日新書)。

(編集協力 藤原龍矢=アバンギャルド、写真 渡辺慎一郎=スタジオキャスパー)

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