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交通系ICカードでポイント獲得 賢い人の使い方

NIKKEIプラス1

2019/4/25

交通系ICカードには登録した本人しか利用できない「記名式」と、誰でも使える「無記名式」がある。ポイントをためるには「記名式」のカードにする必要があったり、種類によって利用手続きやポイントのため方が異なったりするので確認したい。

■利用登録が必要なカードも

「メトポ」の利用登録やチャージは駅の券売機で行う

記名式であっても、ポイントをためるには「利用登録」が必要なカードもある。このタイプのカードの場合、インターネットや郵送、駅に設置された券売機などで事前に手続きを済ませよう。

発行枚数が3千万枚を超えたといわれるパスモは、利用登録すれば、同一のカードでメトポと、都営地下鉄などのToKoPo(トコポ)をためられる。札幌市営地下鉄などのSAPICA(サピカ)や仙台市地下鉄などのicsca(イクスカ)などは登録が不要だ。

たまったポイントの活用法は主に2種類ある。まず、ポイントをカードにチャージして、1ポイント=1円相当で電車やバスなどの運賃として利用できる。駅に設置された券売機やチャージ専用機などでできる。サピカはチャージが不要で、運賃以上のポイントがたまっていると、自動改札を通過するときに自動的に運賃に充当される。

■有効期限に注意

運賃のほか、パスモやイコカなどはたまったポイントを加盟店での買い物の支払いに使える。サピカやイクスカなど一部を除き、カードは全国で共通利用できる。たまったポイントを地域外の乗車や買い物にも利用できるので、旅行や出張などの訪問先でも便利だろう。

一部のカードを除き、ポイントには有効期限がある。付与されてから1年後や翌年の月末などとするのが一般的だ。西日本鉄道などのニモカは翌年の12月末、メトポは翌年度末といった具合に、有効期限を迎えると一定期間内に獲得したポイントがすべて失効してしまうカードもある。

定期的に有効期限を確認して、ポイントが失効しないよう気をつけたい。

(藤井良憲)

[NIKKEIプラス1 2019年4月20日付]

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