目指せ就活イノベーション Z世代女子が起業した理由dot社長 冨田侑希さん

「真剣に働く場を見つけたかった」

真剣に働く場を見つけたいのに見つからない──。冨田さんがそんな悩みを周囲に打ち明けたところ、思った以上に共感が集まり「就活を企業目線から学生目線に変えたい」と思うように。そこで仲間を募り、学生と企業人が対等な立場で交流できるイベントを開催することで、結果的に相性のいい企業と学生が結びついていく就活らしくない就活を提案し、JBMCという日本最大級のビジネスプランコンテストに出場した。

だが、冨田さんのチームは準決勝で敗退。メンバーもちりぢりになり、アイデアはいったん立ち消えに。自身の就職活動ではコンサルティング会社から内定をもらった冨田さんだが、「このまま終わらせたくない」という思いが募っていった。

「どうなるかわからないことにすごくワクワクするところがあり、この時も謎の期待を抱いていました。思いを『とんとん』(斉藤氏のあだ名)に打ち明けたところ、それなら全力でサポートするよと言ってもらいました」

自主ゼミのメンバー6人が斉藤氏の自宅に集まり、今後のことを話し合ったのは17年3月。「起業」という選択肢が浮かんだのもこの時だ。ベンチャーキャピタルを回るなどしながら事業化のアイデアを探り、浮かび上がってきたのが「Z世代」というキーワードだった。

Z世代はアイデアをシェアしながら形にするのが得意な世代でもある。ならば、そんな自分たちの強みを生かし、Z世代と企業が相互理解を深められる機会をつくってビジネスにしていこう、と考えた。

■「みんなの才能を引き出したい」

そうして17年5月に誕生したのが株式会社「dot」だ。dotは「drowout our talent」の頭文字を取った名称で、そこには「みんなの才能を引き出したい」という思いが込められている。会社のロゴも、自分たちで考案した。

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