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「話す」ベンツAクラス 驚いたのは音声操作より走り

2019/5/15

「話すメルセデス」として話題のAクラスに試乗した

メルセデス・ベンツのエントリーモデルとして人気の高い「Aクラス」。初代と2代目はファミリーに適した背の高いトールワゴンスタイルだったが、3代目から方向をやや修正。5ドアハッチバックへと転身し、若者やカップルに受け入れられ、日本でも人気モデルへと成長した。2018年10月にフルモデルチェンジを行い、プラットフォームから一新された4代目はどう変わっているのか。大音安弘氏が実際に試乗し、確認した。

◇  ◇  ◇

新型Aクラスで話題になっているのが最新のインフォテインメントシステム「MBUX(メルセデス・ベンツ ユーザーエクスペリエンス)」だ。「Hi !Mercedes!(ハイ、メルセデス)」と呼びかけると、システムが対応するCMや動画を見たという人も多いだろう。

ただ実際にAクラスに乗り込んでみると、MBUXはAクラスの魅力の一部にすぎないことが見えてくる。実用車としてもピカイチの出来になっているのだ。

見るものを引き付けるスタイルは、最新世代のメルセデス・ベンツのもので、かなりクールだ。スポーティーでありながら、質感の高さも感じさせる。

ボディーのサイズアップは最小としながらも、デザインのボリューム感が増したことで、コンパクトハッチながら、堂々とした風格もある。特に前後マスクには力強さがあり、「小さな車」というイメージは薄められ、メルセデスであることを強く主張する。

フロントだけでなくリアにも力強さが感じられる

インテリアも、かなりモダンだ。最も象徴的なダッシュボード上に配置された2枚の液晶パネルは、デスク上のタブレット端末を連想させる。ただ前方の視界には全く影響のない位置に配置されているので、違和感もない。

驚いたのは、後席スペースの広さだった。足元なども拡大されているが、頭上まわりを広くしたことで、ゆったりとした快適性を実現している。これなら、セダンから乗り換えた人でも不満を抱くことも少ないだろうと感じた。

足元も頭上もゆとりがある後部座席

■静粛性の高さに驚く

新開発のパワートレインは、従来型よりもさらにダウンサイズが進み、1.6Lターボから1.33Lターボに。排気量は抑えられたが、最高出力136ps、最大トルク200Nmを発揮する。小さいエンジンながら、試乗では軽やかに加速してくれた。トランスミッションの7速DCTのスムーズな変速も良い。

ボディーサイズも街中で扱うには、ベターなもの。しかも、若々しい見た目同様に、キビキビした身のこなしも得意だ。

高速道路ではどうか。

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