「カオマンガイ(1080円、税込み」はタイ風ゆで鶏炊き込みご飯 たっぷりのパクチーで炊き込んだ香りがたまらない

「カオマンガイ」はタイ風ゆで鶏炊き込みご飯。たっぷりのパクチーで炊き込んだフワーッと香り高いご飯の上にゆで鶏をのせ、辛みそソースでいただく。日本でも大人気の「ポピアソット」は驚くほどもちもちの皮でたっぷりの具材を包んだ生春巻き。サラダとしても酒のお供としてもおいしい。「パッタイ」はエビ入りの焼きビーフン。タイの定番フルーツであるタマリンドが入っていて、ほんのり甘酸っぱい。

「ヤムウンセン」はエビやイカの入った海鮮春雨サラダ。ナンプラーやパクチーの風味が合わさった上に、スパイスがきいて本格的な辛さだ。料理の辛さは現地と同レベルだが、辛いものが苦手な方もご心配なく。辛さの度合いを示すトウガラシマークがメニュー表に記されていて、好みにあわせてメニューが選べるようになっている。また注文時に「辛さ控えめで」とオーダーすることもできる。

日本人にも人気のタイの生春巻き「ポピアソット(1本420円、税込み)」 サラダとしても酒のつまみにもぴったり

調味料を足して好みの味付けで食べたいときは、タイ料理店ではおなじみの調味料セット「クルワンプルーン」を使おう。「クルワンプルーン」には4つの調味料が備え付けてある。コクを増すには「ナムターン」(砂糖)を。「プリックポン」(粉トウガラシ)は辛みを増したいときに。辛くないトウガラシと酢で作った「ナムソムピッチファー」は酸味を足してサッパリしたいときに。「プリックナンプラー」は辛いトウガラシ「ピッキーヌ」をナンプラーにつけこんだ調味料で、塩辛さを足したり味を濃くしたりするときに使うとよい。

タイ料理初心者の人にはランチセットメニューをお薦めしたい。パッタイ、カオマンガイ、グリーンカレーなど代表的なメニューがそろっていて、生春巻きもセットでついてくるので、はじめての人でも試しやすい。またタイ料理店には珍しく辛くない「お子様セット」や「お子様タイラーメン」もあるので、小さい子供連れでも安心して入店できる。 ディナーはお酒を飲みながら、おつまみやサラダを味わうのがお薦めだ。店内には立ち飲みコーナーもあり、ちょっとだけつまんで飲みたいというシーンでも利用できる。さらに全品テークアウトも可能だ。

4月末まではユニークなオープン記念キャンペーンもある。タイ人とともに店を訪れた人にはタイのスナック1袋がプレゼントされ、タイ語で注文した人にはパクチーが大盛りになるというものだ。たとえば「ガパオひとつください」と注文するなら、女性なら「コー ガパオ ヌン カー」、男性ならば「コー ガパオ ヌン カップ」と言えばよい。辛くしてほしいときは「ペッペッ」、辛さ控えめは「ペッノイ」、辛くないは「マイペッ」と言うそう。ぜひともタイ語での注文にチャレンジして、大盛りパクチーをゲットしてみてほしい。

春から夏にかけてはスポーツ観戦やコンサート鑑賞が楽しい季節がやってくる。東京ドームを訪れたら「タイ料理研究所」へ。本場の味を支える背景を知れば、なお一層おいしく味わえるだろう。

(日本の旅ライター 吉野りり花)

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