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東京のスタバ高級店 各国店舗とデザインを比べると…

日経クロストレンド

2019/4/26

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スターバックスが東京・中目黒にオープンした新型店「スターバックス リザーブ ロースタリー 東京」は、外観を建築家の隈研吾氏が、内部は米スターバックス・カンパニーのチーフ・デザイン・オフィサーであるリズ・ミュラー氏がデザインし、注目を集めている。海外の同型店との違いなど、同店のデザインを分析した。

(東京)巨大なキャスクは約17メートルと店舗の1階から4階まで達している。「桜の花びら」が施され、春に目黒川を舞う桜のイメージを持たせた。天井は「折り紙」をモチーフにしているという(写真提供:スターバックス コーヒー ジャパン、以下同)

スターバックス リザーブ ロースタリー 東京では100種類以上の限定コーヒーやティー、グッズ類などを発売する他、イタリアンベーカリー「プリンチ」の商品も販売する。店内にバーカウンターもあり、アルコール飲料も提供する。さらに「AMU TOKYO」と呼ぶイベントスペースも設けた(関連記事「日本初の「スタバ高級店」 店限定の食・飲み物が充実」)。

スターバックス コーヒー ジャパンが同店を体験型店舗としているのは、通常の店舗と異なり、「キャスク」と呼ばれる焙煎したコーヒー豆を保管する巨大な貯蔵庫や焙煎機などが設置されているから。天井に張り巡らされたパイプを通じ、コーヒー豆が運ばれている姿も見ることができる。あたかも工場内にいるようなイメージを打ち出した。実際に、この店舗から各地に焙煎した豆を出荷しているので、むしろ工場自体を店舗にしたともいえるだろう。

巨大な焙煎機。焙煎したての温かい豆を見せてくれるサービスもあり、コーヒーができるまでを体験できる

特に目黒川沿いにあるという立地が、デザインに大きな影響を与えている。目黒川沿いは桜並木があり、春には満開の桜で有名な場所。この有名な桜並木から影響を受け、日本ならではの自然の美しさと空間デザインの融合を目指した。そこに海外のスターバックス リザーブ ロースタリーとは違う日本らしさを表現している。

記者発表にて。写真右から、米スターバックス・カンパニーのチーフ・デザイン・オフィサーのリズ・ミュラー氏、建築家の隈研吾氏、同カンパニー社長兼CEO(最高経営責任者)のケビン・ジョンソン氏、スターバックス コーヒー ジャパンのCEO水口貴文氏、イタリアンベーカリー「プリンチ」創業者のロッコ・プリンチ氏

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