まるでテーマパークのようなにぎわいを楽しむ宿

青森県三沢市にある「星野リゾート 青森屋」は、ねぶたをはじめ青森文化を年中楽しめるテーマパークのような温泉宿。ねぶたは、勇壮な武者絵が描かれた山車灯籠や掛け声とともに跳ねるように踊るハネトが有名な青森の各地で開かれる夏祭りである。

お祭り気分で盛り上がる「じゃわめぐ広場」は、温泉宿の中とは思えない

「星野リゾート 青森屋」では、館内に昭和レトロな雰囲気の中、山車が飾られおはやしが聞こえて来る「じゃわめぐ広場」が広がる。本格的な津軽三味線からスコップ三味線の演奏まで入ったユニークな「じゃわめぐショー」が毎晩無料で開催されて盛り上がる。また、ねぶたはじめ青森四大まつりのショーを見ながら食事が楽しめるレストランやビュッフェレストランともに青森の郷土料理が堪能できる。

いわゆるエアなスコップ三味線だが、大会優勝経験もあるテクニックは本格的
郷土料理を楽しみながらお祭りも堪能。最後はお客もハネトになって踊る

温泉は、湯が池に浮かぶような露天風呂「浮湯」や青森ヒバの香りが漂う内湯「ひば湯」など柔らかで肌に優しい泉質の湯でくつろげる。

池と一体化したように見える温泉は、昼も夜も景色が美しい

19年4月10日には青森ねぶた祭をテーマにした客室「青森ねぶたの間」もできて、ますますねぶたにどっぷりとつかれる宿になった。

迫力ある武者絵などねぶた尽くしのしつらえに囲まれた青森ねぶたの間

東北青森のちょっと遅い春はこれから。無料の送迎や津軽の名所を回れる「津軽フリーパス(2日間乗り放題おとな2060円こども1030円)」を上手に使って伝統工芸、自然、祭りと温泉が満喫できる青森春旅を楽しんでは。

小野アムスデン道子
世界有数のトラベルガイドブック「ロンリープラネット日本語版」の編集を経て、フリーランスに。東京と米国・ポートランドのデュアルライフを送りながら、旅の楽しみ方を中心に食・文化・アートなどについて執筆、編集、プロデュース多数。日本旅行作家協会会員。