奥入瀬のコケと清流に触れることができる温泉宿

緑のコケに覆われた大地と深い森の間を流れる清流。特別景勝かつ天然記念物という奥入瀬渓流は、手つかずの自然に触れることのできる場所だ。冬には滝も凍る奥入瀬に5月に入ると緑が戻ってきはじめ、半ばごろには若葉が映えるようになる。

目に青葉、耳にせせらぎ、そして緑の匂いに癒やされる奥入瀬渓流

「星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル」は、奥入瀬渓流沿いに建つ唯一のホテルだ。最近リノベーションした明るいエントランスを通って中に入っていくと、奥入瀬を愛した岡本太郎の大きな作品が飾られた「ロビー 森の神話」がある。全面ガラスで奥入瀬の緑に包まれたような気分になる。

奥入瀬への岡本太郎の愛情が大胆な作品になって飾られている

温泉は、館内に渓流を望む絶景露天風呂と内湯、そして外湯として九重の滝を望む混浴露天風呂(入浴用着衣の貸し出しあり)と、いずれも自然に囲まれた温泉だ。カジュアルなビュッフェスタイルのレストラン「青森りんごキッチン」では、青森名産のリンゴを使ったメニューの数々やホタテの貝焼きやサケの親子丼など新鮮な魚介も満喫できる。

渓流露天風呂は、せせらぎもすぐそこ、緑に包まれて温泉につかる至福の時間
甘酸っぱくておいしい青森リンゴを様々に生かした料理が並ぶビュッフェ

「星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル」は、自然を楽しむアクティビティーが充実している。新緑の奥入瀬を2時間20分かけてネイチャーガイドと歩けば、コケをはじめ自然が織りなす不思議や興味深い話を聞ける(有料プログラム)。19年5月7日からは、コケのアメニティーが部屋を飾る「苔ルーム」にステイして、ルーペ片手にコケの観察をしながらの散歩やコケ玉づくりがパッケージになった「苔ガールステイ」も始まる。

ルーペでのぞくミクロのコケ。ジャゴケと名づけられた意味を知る

奥入瀬で青森の自然を満喫した後は、青森の郷土の祭り「ねぶた」を年中体験できるという宿「星野リゾート 青森屋」へ。無料送迎バスで約60分の距離だ。

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まるでテーマパークのようなにぎわいを楽しむ宿