リーマン危機で損失拡大、住宅購入に保有株すべて売却

「日経ヴェリタス」創刊以来の名物コラム。毎回1人の個人投資家を取り上げ、その人の投資歴の泣き笑いを赤裸々に紹介しています。
今回はゆんぼーさん(35) 金融機関に勤務。日頃の趣味は盆栽。休日はまだ幼い娘と遊んでリラックス。

2008年~

ゆんぼーさん たい焼きの頭と尻尾はくれてやれ

大学時代に政治経済を学び、株式投資に興味を持ったのが投資のきっかけ。金融とシステムの両方を学びたかったのでシステムベンダーに就職。入社1年目に現物株式への投資を始める。最初は何を購入すればよいか分からず、みずほフィナンシャルグループ(8411)などの大企業の株式を購入した。

投資を始めてすぐにリーマン・ショックに巻き込まれる。投資資金は200万円から60万~70万円まで減少した。当時は資産のほとんどを配当金の高いみずほFGに集中。損切りのメドも考えていなかったので、ズルズルと損失が膨らんだ。今思えば損切りして気持ちを切り替えれば良かったが、ナンピン買いをしてさらに損失を大きくしてしまった。

10年~

秋にグリー(3632)などの株を購入し投資を再開。14年にはマイホームを購入し、住宅ローンの返済に不安があり、頭金として三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)、セブン銀行(8410)など保有株を全て売却した。

15年~

金融機関に転職。16年にZOZO(3092)株を1単元分購入して再び投資を開始。現在のポートフォリオは預金と現物株でそれぞれ半分程度だが、最近は海外株インデックスと日本株アクティブの投資信託を始めた。積立少額投資非課税制度(NISA)を活用して国内株、外国株などを購入している。投信はまだ1割に満たないが、今後は3割程度までは増やしていきたい。

株主優待にも注目している。オリエンタルランド(4661)に興味があるが、株価が上がって手が出せず。スノーピーク(7816)の割引券も年初の安い時期に買っておけばと後悔している。期待リターンは年5~15%を取れればと考えている。これまでの投資利益は200万円弱。今後も「無理をしない」と「投機に手を出さない」スタンスで投資をしたい。

[日経ヴェリタス2019年4月14日付]

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