ゴールデンウイークの長旅を快適に 便利グッズ5選
2019年のゴールデンウイークは、異例の10連休。この長期休暇を利用して、遠くに旅行に行ったり、のんびり過ごしたいという人も多いだろう。遠くに旅行するとなると移動時間も長くなるもの。子供連れの場合には、退屈しのぎに遊ばせたり、食事やトイレも気を使う。
そんな長距離、長時間の移動を少しでも快適に過ごせるアイテムを紹介する。
膝の上に乗せて使えるドリンクホルダー付きトレー
ミニバンなどに多人数で乗車する場合、センターシートだと車に備え付けのドリンクホルダーを使用できない場合もある。そんな時、スマイルキッズ「ひざのせトレー ACT-101」(税込み1008円)を使えば全員が自分のドリンクや食事を確保できる。
膝の上に乗せて使うミニテーブルで、ドリンクホルダーとトレーがあり、お弁当やペットボトルなどが置ける。車だけでなく、新幹線などでも、備え付けのテーブルにタブレットやパソコンを置いてコンテンツを楽しみつつ、膝にこれを置いて食事やドリンクに使うといった使い方ができそうだ。
コンパクトにたためる蓋つきボウル
移動中にちょっとつまむスナック菓子などは、旅の楽しみでもある。しかし、袋のままだと底の方に残ったものをつまむ際、油や塩、割れたり粉になった菓子のクズで手が汚れることもある。
アラジン「アコーディオンコンテナ」は、収納時は薄く折りたため、使用時に展開してボウル状になる器。密閉可能なフタ付きで、スナック菓子だけでなく、スープなどの液体やヨーグルトなどの液状の食品の保管にも対応する。サイズは3つあり、Sは120ミリリットル(税別700円)、Mは470ミリリットル(税別1000円)、Lは950ミリリットル(税別1400円)。使い勝手がいいのはMサイズだろう。
これに入れることで、手の汚れは最小限になるほか、器に移すことで、食べ過ぎたりせず、与えたい分だけを取り分けて食べさせることも可能。フタをしておけば食べない時に不意の揺れなどでこぼす心配もない。
目的地に着いたら、ピクニックやキャンプなどで食器として使うことができる。
3つのスタイルで使えるトラベルピロー
長時間の移動では、シートに座った状態で眠ることもあり、体がこわばったり、寝苦しさが生じたりすることも多い。
そのようなときに、リベルタジャパンが取り扱う多機能トラベルピロー「Omni Pillow」(税込み1万778円)を使用したい。低反発素材(フォーム)のネックピローは他にもあるが、特徴的なのは首の周りに巻き付けて使うネックピローとしてだけでなく、2つ折りにして横になるときに使うダブルピロー、宿の枕などの上に広げて使うピロートッパーと、用途に合わせたスタイルで使えるという点だ。
ネックピローだけのものは多くあるが、用途が限られるうえに意外とかさばる。この製品は使えるシーンが多いのがよい。
シートが固くてお尻が痛い時は、座布団代わりに使うという手もある。
スマホの充電と車内の音楽を一つのデバイスで実現
長時間の移動では、動画を見たり、ナビを使ったりなど、スマートフォン(スマホ)を充電したいニーズも多い。また、退屈を紛らわせるために音楽をかけるといった楽しみも欲しいものだ。
アンカージャパンのFMトランスミッター付きUSBカーチャージャー「Anker Roav FM Transmitter F2」(税込み2999円)は、Bluetoothを使用してスマホと連携し、スマホの音楽をFMラジオの周波数で飛ばすというもの。レンタカーなど、スマホ接続の機能がない車種でもカーラジオからお気に入りの音楽を再生することができる。また、着信があった際は、そのままハンズフリー通話ができるのも優れものだ。
シガーソケットに挿すだけで使え、独自の急速充電テクノロジー「PowerIQ」を搭載した2つのUSBポートから2台のスマホ、タブレットにスピード充電することもできる。
後部座席の人向けタブレットホルダー
長時間のクルマ移動では、退屈だったり、子供がぐずってしまったりすることも多い。そのような時のためにタブレットで映画を見たりゲームをしたりする用意をしていることもあるだろう。
サンワサプライの「iPad・タブレット車載ヘッドレストアーム」(サンワダイレクト限定販売、税込み4980円)は、車のヘッドレストに装着するタブレットホルダー。7~11インチのタブレットを装着できる。3関節のアームがあるので、タブレットの角度や向きを変えられるので、見たい人が見やすい角度に調整したり、交互に見る場合などでも簡単に向きを変えられる。
狭い車内では、タブレット置き場も限られるので、ヘッドレストなど座席後部のスペースを有効に活用できるアイテムはありがたい。
(ライター 戸津弘貴)
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