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もうかる家計のつくり方

「家計赤字は妻のせい」 三分法で夫を変えて黒字実現 家計再生コンサルタント 横山光昭

2019/4/17

■生活環境が変わったら家計を見直す

毎月の積立投資については、つみたてNISA(積み立て型の少額投資非課税制度)とiDeCo(個人型確定拠出年金)のメリット、デメリットを理解した上で、5万円の余剰金から拠出していくことにしました。それまでの課税口座での積立はストップです。

こうして毎月の収入の中で生活ができ、投資までできるようになると、ボーナスの多くは貯蓄に回せます。帰省費用、家具や家電の買い替えなどは年50万円ほどあればよいとのことでしたので、突発的な支出がない限り、残りの約150万円は貯蓄することにしました。すでに貯蓄があったので、全額投資でもよかったのですが、お子さんの教育費は貯蓄しておきたいとの考えでした。

出産、退職、転居などで生活環境が変わると、家計は大きく変化します。その時にこそ、それまでの考え方を再確認し、見直す時期ともいえます。みなさんもそうした際には、基本に立ち戻って家計を考えてみることをお勧めします。

Uさんご夫妻は自ら考えるようになっただけでなく、2人で話し合うようにもなり、家計が良い方向に進みました。自分たちなりの価値観ができ、支出にずいぶんメリハリがついたと感じます。支出に対する価値観や金銭感覚がないと思われる方は、「家計三分法」をぜひお試しください。3カ月続けると自分の価値観がわかるようになり、きっと家計が改善していくでしょう。

(「もうかる家計のつくり方」は隔週水曜更新です)

横山光昭
(株)マイエフピー代表、mirai talk株式会社取締役共同代表。顧客が「現在も未来も豊かな生活を送ることができる」ことを一番の目標に、独自の家計再生・貯金プログラムを用いた個別の指導で、これまで1万件以上の赤字家計を再生。著書は累計100万部を超える『年収200万円からの貯金生活宣言』シリーズ、累計65万部の『はじめての人のための3000円投資生活』シリーズがあり、著作合計88冊、累計270万部となる。講演も多数。
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