マネー研究所

ポイント賢者への道

ポイント投資 PontaやTカードなど新サービス続々 ポイント賢者への道(109)

NIKKEIプラス1

2019/4/17

写真はイメージ=PIXTA

クレジットカードの利用などによりためたポイントを元手に「投資」ができるサービスが多彩になってきました。株式や投資信託など投資先が広がり、自動積み立てサービスも始まっています。投資は怖いと感じる人でも原資がポイントなら気楽に始められます。

株式投資を疑似体験できるのがクレディセゾンのカードです。ホンダ、日清食品、カルビーの中から好きな銘柄を交換先として指定すると東京証券取引所で日々取引される株式の価格に連動して保有ポイント数が増えたり減ったりします。

同様に共通ポイント「Ponta」でも4月9日から株式に疑似投資するサービスが始まりました。いずれのサービスも株価がどんな理由で動くのか勉強したい人によいでしょう。

実際に投資資産を購入できる例もあります。SBI証券グループは10日、「Tポイント」を元手に様々な株式を買えるサービスを始めました。松井証券では投信を積み立て購入できます。専用クレカの利用などで100ポイント(100円相当)がたまると自動的に月1回投信購入に充てられます。投信は国内外株式などで運用する3種類から選びます。インヴァスト証券にも同様のサービスがあります。

ANAが始めたのがマイルを使って投信を購入するサービスです。1000マイルあれば投資資金500円分として使えます。提携先企業が運営するアプリ(トラノコ)に登録して利用します。マイルを通常の特典航空券に交換するのに比べると交換レートは低いですが、マイルを投資に回せるサービスは国内初です。

一般に企業が発行したポイントやマイルのうち3~5割は使われないまま期限切れするとされます。ポイントの使い道が見当たらないときは投資サービスを活用して投信などに交換しておくとよいでしょう。

菊地崇仁
北海道札幌市出身。1998年に法政大学工学部を卒業後、NTTに入社。社内システムやLモードの料金システムの開発などに携わり、2002年に退社。同年、友人と共に起業し、システムの設計・開発・運用を行う。06年、ポイント交換案内サービス・ポイ探の開発に携わり、11年3月代表取締役に就任。一般からプラチナまで、57枚のクレジットカードを所有。

[NIKKEIプラス1 2019年4月13日付]

マネー研究所 新着記事

ALL CHANNEL