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衣替えからの解放 通年着回せるスーツの選び方

MEN’S EX

2019/4/11

MEN'S EX

仕事服が多様化し、ともすれば正統なスーツを着る頻度が減った人もいるだろう。だからこそスーツは長い時期着られるものを、という需要が高まっている。春物、秋物という概念はもう古い。一着で通年着回せるスーツとは? その条件を知っておこう。




〈 通年スーツの条件とは? 〉

1. ウエイト:一年間快適に過ごすには目付け280g前後と知る

生地の目付けは、夏物で200g程度、冬物300g台後半が一般的だ。それを鑑みると、両者の中間程度である280g前後が汎用性の高い生地といえる。炎天下での長時間外出は厳しいが、そのぶん春、秋、冬まで着用可能だ。

2. 織り:冬もスースーしない最も王道的な綾織りウールが最適

一般に通気性が高い平織りは、ウエイトを上げても風が通って冬は寒く感じることも。それゆえ、通年着るなら組織が密になる綾織りでライトウエイトなものがよい。中でも王道のサージなどはTPOも選ばず万能だ。

3. 色柄:季節感が出すぎない色濃いめのベーシック柄を選ぶ

春物の中には軽快さを出すために発色を明るめにしたり、柄色を鮮やかにしたりしているものも少なくないが、それらは秋冬において季節外れに見えてしまう危険も。ベースは濃色で、無地やピンストライプなどが間違いない。

■AZABU TAILOR/麻布テーラー

〈 Spring 〉季節もシーンも問わない王道のクラシックスーツ

通年スーツの代表例がこちら。目付け290gの綾織りウールは適度なハリコシがあり、冬でもペラペラして見えない。王道をゆく濃紺ストライプも使い勝手よし。 5万円〈オーダー価格〉(麻布テーラープレスルーム)

シャツ5000円/麻布ザ・カスタムシャツ、タイ6500円/麻布テーラー(以上麻布テーラープレスルーム) チーフ4000円/フェアファクス(フェアファクスコレクティブ)

[ レイヤード次第で冬まで活用できる ]

〈 Autumn 〉柔らかなニットの素材感とも違和感なく調和する

たとえ寒くなくとも、いかにも夏向けなスーツを秋に着るのは無粋。通年スーツならニットの温かみとも合う。

シャツ2万6000円/マリア サンタンジェロ、靴7万9000円/クロケット&ジョーンズ(以上ビームス 六本木ヒルズ) タイ4500円/麻布テーラー(麻布テーラープレスルーム) ニット1万4000円/ルトロワ(八木通商) チーフ4000円/フェアファクス(フェアファクスコレクティブ) 鞄8万2000円/ダニエル & ボブ(ダニエル & ボブ ジャパン)

〈 Winter 〉綾織りの高い気密性によって北風から守られる

寒風吹きすさぶ冬でも、綾織りウールならスースー感を軽減するうえ、コートの重量感と不釣り合いにも見えない。季節感を加えたいなら、マフラーや紡毛系ネクタイといった小物を活用して冬らしさを演出するのもいいだろう。

コート15万7000円/マッキントッシュ(マッキントッシュ青山店) シャツ1万3000円、タイ1万2000円/以上ブルックス ブラザーズ(ブルックス ブラザーズ ジャパン) 靴6万2000円/パラブーツ(パラブーツ青山店)
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