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SDカードリーダーは仕様に注意 新規格が次々登場

日経PC21

2019/5/8

SDカードの規格はかなりややこしい。カードの形状や容量に応じた名称に加え、読み書き速度の目安となる規格が複数あるためだ。さらにデータ転送路(バス)の速度に関する規格もあり、複雑怪奇を極める。

SDカードは標準サイズのカードと、それより小型のマイクロSDカードの2種類がある。デジタルカメラやビデオカメラなど比較的大きな製品ではSDカードを、スマートフォン(スマホ)やドローン、音楽プレーヤーなど小型の製品ではマイクロSDカードを使う傾向がある。

普通切手より少し大きいSDカード、それより小型のマイクロSDカードの2種類があり、機器によって利用できるカードが違う。パソコンやデジカメ、ビデオカメラなどではSDカード、スマホやアクションカメラといった小型機器はマイクロSDカードを使うことが多い

SDカードとマイクロSDカードは、大きさと重さ、書き込み保護スイッチの有無以外、違いはほとんどない。両者は互換性があり、マイクロSDは変換アダプターを介してSDカードとしても使える。変換アダプターも簡単な作りで、マイクロSDの製品に付属していることが多い。なお、以前はSDカードとマイクロSDの中間くらいの大きさのミニSDカードという規格もあったが、現在はほとんど使われていない。

SD カードとマイクロSDは大きさ以外ほぼ同じ。写真のような変換アダプターを用いれば、マイクロSDカードをSDカードとして利用できる
変換アダプターはマイクロSDカードの端子の接点をSDカード用に変換するだけのシンプルな構造だ。アダプターの有無は性能には基本的に影響しない

SDカードは容量によって規格とそれに伴う名称が異なる。2ギガ以下はSDカード/マイクロSDカード、4ギガ以上で32ギガ以下はSDHCカード/マイクロSDHCカード、64ギガ以上で2テラ以下はSDXCカード/マイクロSDXCカードと呼ぶ。2テラ超は、SDUCカード/マイクロSDUCカードと呼ぶが、現在は対応製品がほとんどない。

SDカードやマイクロSDカードは、容量によって規格が異なる。標準で使われるファイルシステム(フォーマット)も違う

現在売られているパソコンや外付けカードリーダーのほとんどが、SDXCに対応する。図の規格は後方互換性があり、SDXC対応ならSDUC以外のカードをすべて読み書きできる。ただし、古いパソコンや旧式の外付けカードリーダーの場合、大容量の規格に非対応のケースがあるので注意しよう。大容量カードを使う際は、カードリーダー側の対応を確認したい。なお、現状でカードの最大容量は1テラだ。

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