Men's Fashion

次代のスーツ 選ぶ鍵は「解放」にあり

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ストレッチスーツは当たり前の仕事着に

2019.4.10

MEN'S EX

リラックスした着心地のストレッチスーツがもたらす窮屈さからの解放感。さらに、スーツ生地の目付けや織り、色柄へのこだわりがもたらす、季節感からの解放。生地を見極めるセンスこそが、これからの時代のスーツに求められる“解放”を楽しむ鍵となる。




ストレッチ生地がスーツにもたらす品格ある躍動感

イタリアの一流スーツブランドでさえジャージースーツを提案する今。もはやストレッチスーツは、当たり前の仕事着となった。立体パターンや天然素材のモノなど、伸びるだけで終わらないドレス顔へと進化した。

■CARUSO/カルーゾ

天然素材で切り開くジャージーの新境地

副資材を極力省いたアンコン仕立てが人気の「バタフライ」モデル。上質なウール100%のジャージースーツの立体的なラペルロールや肩周りから、カルーゾの技術力の高さが窺える。パンツは腰周りに余裕を持ったワンプリーツ。 16万5000円(トゥモローランド)

スーツは上と同じ。シャツ1万7000円/デザインワークス(デザインワークス 銀座店) タイ1万2000円/トゥモローランド(トゥモローランド)

肩や肘など、突っ張らずに無理なく伸びる。これなら長時間の着用や、出張など快適に過ごしたい日もノンストレス。さらにシワになりにくくケアも楽とくれば、ついこればかりに手が伸びてしまうはず。窮屈さからの解放なら、ジャージースーツに勝るものはない。