景気腰折れせず 株式総悲観から大転換へ(武者陵司)武者リサーチ代表

第5に日本の景気は、このところ中国経済の急減速懸念と株価急落による心理悪化で先行きに悲観的な見方が出ていたが、いずれの要因も好転する可能性が高いとみている。

投機的な売りは一時的

日本株市場は他国市場に比べ変動率(ボラテリティー)が大きく、投機的な色彩が強くなりやすい。要因はいくつかあるが、見逃せないのが株式売買の主体が外国人7割、国内3割と海外主導になっていることだ。日本人の極端なリスク回避姿勢が背景にあるが、こうした構図のもとでは外国人、特に先物を使った投機的トレーディングの餌食になりがちだ。ただし頭に入れておきたいのは、投機的トレーディングは長い目でみると相場に対してニュートラルの方向に動くということ。先物売りは後に買い戻しを誘発する。

新天皇のもと新元号で、日本にも心機一転の風が吹く。ファンダメンタルズの改善をきっかけに悲観論が大きく後退する日は遠くないのではないか。

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