マネー研究所

人生を変えるマネーハック

今月しのぐ家計は卒業 入社3年目ならためて使おう 「入社3年目の春」をマネーハック(2)

2019/4/8

人生の最後(といっても20年以上になる可能性が十分にあるのですが)はもう稼ぐことはできず、ためたお金を取り崩していくことになるので、なおさら貯蓄習慣をつける必要があるわけです。

■月単位で黒字化し、ボーナスをすぐ使うから卒業を

25歳であなたが人生を変える大きなステップは2つありそうです。

まず「月単位で家計を黒字化する」ことを確実にしていきましょう。貯蓄ができれば理想的ですが、少なくとも赤字になってボーナスで補う生活から抜け出したいところです。

簡単なことのようですが、マジメにやろうとすると自分の買い物のすべてを一度点検することになります。しかし、いい機会だと思って1カ月考えてみてください。レジに行く前にちょっと立ち止まって「本当に買う必要があるものか」と考えてみるだけでも有意義だと思います。

毎月毎月の黒字化を目指すと、クレジットカードを使って来月以降の支払いにしてごまかすこともできなくなります。電子マネーも上手に使っていくことが求められるようになり、家計管理能力がみるみる向上していくことになるはずです。

そして、ボーナスも「ぱっと使っちゃった」から卒業しましょう。ボーナスは「今日まで半年間がんばったご褒美」ではなく「これから半年間、あるいはもっと先の出費に備えるお金」であるという意識を持つのです。

もちろん、一部はご褒美に使ってもかまいませんが、残す割合を増やしていくようにしてください。

仕事はもちろんのことですが、お金の面でも自立してようやく社会人としてしっかりしてきた、ということなのです。元号が改まりますし、今年度はぜひそんな年にしたいものです。

マネーハックとは ハックは「術」の意味で、「マネー」と「ライフハック」を合わせた造語。ライフハックはIT(情報技術)スキルを使って仕事を効率よくこなすちょっとしたコツを指し、2004年に米国のテクニカルライターが考案した言葉とされる。マネーハックはライフハックの手法を、マネーの世界に応用して人生を豊かにしようというノウハウや知恵のこと。
山崎俊輔
フィナンシャル・ウィズダム代表。AFP、消費生活アドバイザー。1972年生まれ。中央大学法学部卒。企業年金研究所、FP総研を経て独立。退職金・企業年金制度と投資教育が専門。著書に「読んだら必ず『もっと早く教えてくれよ』と叫ぶお金の増やし方」(日経BP)、「共働き夫婦 お金の教科書」(プレジデント社)など。http://financialwisdom.jp

マネー研究所 新着記事

ALL CHANNEL