WOMAN SMART

昼スナックママに人生相談

独立したけれど、誇れるスキルがなく不安です

日経ARIA

2019/4/12

週1日だけ都内にオープンする「昼スナ」には、紫乃ママ会いたさに有休を取って来店する人も多い
日経ARIA

週1日、昼間だけオープンする桃源郷のような「昼スナックひきだし」。今日も真っ昼間から「意識高い系スナック」の紫乃ママの元に、悩める女性が心の潤いと福音求めてご来店。グラス片手に、ナッツをつまみながらの脱力系お悩み相談……いやいや、特濃スナックトークが始まります。寄ってって!

●今日のふらっと来店客/高山加奈子さん(仮名、44歳、独身)
大手金融の総合職として14年が過ぎた頃、自分は出世ラインから外れていることをなんとなく悟りました。仕事に楽しみを見いだせず、「このままこの会社にいて大丈夫?」と不安になり、36歳で新たな道を求めて退社。それ以降、個人事業主として事務サポート、中小企業の業務プランニングなど複数の仕事を掛け持ちしていたら、あっという間に8年が過ぎて44歳に。独立はしたものの自分が胸を張れるスキルがまだ見つからなくて……。

■ 組織に頼らず生きるために考えるべきことは?

紫乃ママ いらっしゃい。あれ、どうした? なんだかさえない顔して美人が台無しよ。

加奈子 ……ハイボールお願いします。思い切って会社を辞めてもう8年たつのですが、なかなか「これが自分の仕事!」とアピールできるものがなくて。のらりくらりとやってきた感じなんです。これからも会社組織に属するつもりはなく、自分のスキルで生きていきたいと思ってはいるんですが。

紫乃ママ はい、濃いめのハイボール。

紫乃ママ まずね、超安定・優良企業をよく36歳でスパッと辞めたわ。大手金融なんて当時の年収、相当あったでしょ? 「会社にぶら下がって生きよう」と、割り切ってやりがいは捨てている人も多いなか、「このままじゃ嫌だ」「私にとってHappyな未来はない」という自分の感情を大事にして辞めた。その選択は勇気が必要だったはず、偉いよ。時間は可能性とイコールだからね。

加奈子 会社を辞めてしばらくは、いろんなことを経験しようと思ってコンビニでバイトもしていたんです。

紫乃ママ 大手金融にいた加奈子さんが、一回りも年下の同僚に怒られながらブルーの縦じまユニフォーム着て働いたなんてすごくガッツがある。尊敬するわ。

加奈子 得難い経験でした。それ以降は、前職なら誰でもできて当然の事務スキルが意外に重宝され、小さな会社の事務を請け負ったり、店舗運営の会社では、自分が楽をするために事務オペレーションを効率化したり、それぞれの人の得意分野を生かしたシフト管理を組んだり。一応、仕事は途切れずに続いていました。でもね、最近思うんですよ。私はいったい「何屋さん」なんでしょうか。

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