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1日の疲れ癒やす高級ピノ ハーフボトル6本飲み比べエンジョイ・ワイン(10)

カレラ2016セントラル・コースト
4位「カレラ2016セントラル・コースト」2.9点 成城石井 3348円

手ごろな値段とは必ずしもいえないが、カレラは「カリフォルニアのロマネ・コンティ」との異名も持つほど、カリフォルニアワインを代表する有名なワイナリー。日本での知名度も高いので、リストに加えた。

カリフォルニアワインは、果実の凝縮感とアルコールの高さから来る強烈な口当たりに加え、バニラやココナツ、コーヒーリキュールなど樽(たる)由来の甘い香りを特徴とするものが多い。ピノ・ノワールも欧州のものとは味わいが全く違い、好き嫌いが分かれる。

市川さんは「樽の香りが非常に強く味わいもパワフル過ぎて、ピノ・ノワールの良さが消えてしまっている。個人的に樽香はあまり好みではないので、それほど飲みたいとは思わない」と辛口の評価。

値の張る高級ワインは一般に、じっくり味わうのに向いているが、このカレラは「女子会やバーベキューパーティーなど、カジュアルなシーンに適したワイン」(太田さん)のようだ。

メゾン・ジョセフ・ドルーアン2016ブルゴーニュ
ルイ・ラトゥール ブルゴーニュ キュヴェ・ラトゥール2016
5位「メゾン・ジョセフ・ドルーアン2016ブルゴーニュ」2.8点 紀ノ国屋 1404円
  「ルイ・ラトゥール ブルゴーニュ キュヴェ・ラトゥール2016」2.8点 紀ノ国屋 1404円

5位タイの2本は、いずれもブルゴーニュワイン。ジョセフ・ドルーアンもルイ・ラトゥールも名門ワイナリーだ。最下位とはいえ、3、4位との差はほとんどない。むしろ、「ラズベリーなどピノ・ノワールに特徴的な赤い色の果実の香りを感じる」(齋藤さん)と評価する声も多かった。

同じブルゴーニュで1位になったクロワ・サンジャックとの決定的な違いは、果実感の強弱。1位と比べると、5位は果実感が弱かった。ただ、鈴木さんは、「ルイ・ラトゥールはダシの風味を強く感じ、マグロのカマ焼きや、スーパーで売っている冷凍カモのコンフィと合う」と料理との相性を指摘した。

一口にピノ・ノワールといっても、味わいは様々。いろいろなピノ・ノワールを試し、自分に合った一本を見つけてほしい。

(ライター 猪瀬聖)


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