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フード・フラッシュ

マヨシート・飲むおにぎり…斬新発想のヒット食品予測 2019年上半期食品ブレイク予測(下)

日経トレンディ

2019/4/19

【キーワード2「究極時短」】

「とことん手抜きが許される」ときに重宝するのは、調理時間と手間を限りなくゼロに近づけた「究極時短」商品。「日清のそのまんま麺」(日清食品チルド)は、文字通り、そのまま食べられる麺。ついに、ゆでたり流水でほぐしたりする工程すら不要になった。麺をそのまま皿にあけ、タレをかけてかき混ぜればすぐ食べられる時短の極みだ。

●麺をタレでほぐすだけ、比較的日持ちがして安価

「日清のそのまんま麺」(日清食品チルド)3層構造の麺は表面がつるつる、中心はコシがある。ネギやキュウリを散らせばより満足の味に

コンビニで販売されている同様のカップ入り調理麺に比べ、賞味期限が12日間と長く、価格も税別240円からと手ごろ。

●働く女性の朝食需要に「焼かない」おにぎり

「梅ひじきおにぎり」(日本水産)1個ずつ切り離せるトレーでレンジ加熱が可能。ふわっと握られ、もっちりした食感で、レベルは高い

30年前に冷凍の焼きおにぎりを他社に先駆けて発売。定番化に成功した日本水産が、食物繊維が豊富なもち麦を配合した、“焼かない”ヘルシーな冷食おにぎりを新発売。狙いは30~40代の女性の朝食需要。「枝豆こんぶ」も発売。

【キーワード3「プロテイン増し」】

一方、健康関連食品ではプロテイン市場が急成長。従来はアスリートや筋肉マニアなど一部のファンが支えた限定的な市場だったが、近年、シニア層の筋力維持や若い女性のボディーメーク需要でマーケットが拡大。1日のうち最も不足しがちな「朝」のタンパク質補給が手軽にかなう、ヨーグルトドリンクや6Pチーズなど乳製品の「プロテイン増し」商品が相次いで発売された。

●飲むヨーグルトで毎朝の摂取を習慣化

「おいしくプロテインヨーグルト」(日清ヨーク)

朝食などでもっと手軽にタンパク質を取れるように、ドリンクヨーグルトにホエイプロテインを2グラム増量。1パック(450ミリリットル)でタンパク質15gを摂取できる設計。

●プロテインを25%増量、健康・美容需要を狙う

「Q・B・Bプラス習慣6Pたんぱく質25%アップ」(六甲バター)

健康維持や美容目的の需要が引っ張り、プロテイン市場が近年急成長するなか、従来品よりタンパク質を25%増量、1ピース(15グラム)当たり3.7グラム配合したのが「プラス習慣」。朝食でのプロテイン補給を推奨する。

【キーワード4「悪魔系」】

コンビニの人気商品にあやかり、既存商品の用途を広げる動きにも注目だ。オタフクソースは、家庭でのお好み焼き作りに欠かせない天かすのラインアップに、ノンフライ製法による「だしとうまみのサクサク天かす」を追加。天かす、天つゆ入りの「悪魔のおにぎり」(ローソン)の大ヒットを追い風にして、自家製おにぎりで「悪魔系」ファンの取り込みをもくろむ。

● 業界初のノンフライ天かす、「悪魔のおにぎり」に追随

「だしとうまみのサクサク天かす」(オタフクソース)

カロリーを気にする人に配慮し、油を使わないノンフライで製造。かつお節粉末などを練り込み、だしを利かせてサクサクの天かすに仕上げた。推奨レシピはおにぎり。

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