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10万円ノートPC 5年使えるメーンマシンどう選ぶ

日経PC21

2019/4/16

メインマシンとして使うノートパソコンを買うなら、それなりの性能を備えて「5年は使える」製品を選びたいもの。とはいえ、あまりに高額だと予算的に厳しくなる。そこで狙い目は「10万円前後」のお買い得ノートだ。製品選びと買い方を工夫すれば、CPUはコアi5、メモリーは8ギガ、液晶はフルHDと、十分な性能を持つ15.6型ノートが、10万円で手に入る。お薦めの4製品を比較検証しながら、間違いのないパソコンの選び方、買い方を解説する。

■CPUとメモリー容量で絞り込み、自分の使い方に合うものを

「最近、ウィンドウズの起動に時間がかかる」「ウェブページの表示が遅い」「高画質の動画を安定して再生できない」……。パソコンがもはや古くなっていて、最新のウィンドウズやウェブサイトのプログラム、動画アプリなどを使うのには、力不足になっているのだ。まだウィンドウズ7を使っている人はもちろん、現在使っているパソコンに不満が生じ、イライラを感じている人は、そろそろ買い替えを考えるべきタイミングだろう。

長く快適に使えるパソコンを探すとき、まず重視したいスペックはCPUとメモリー。CPUは「セレロン」では物足りなく、より上位の「コアi」シリーズ、なかでも「コアi5」以上をお薦めする。メモリーはなによりも容量が重要。最近のノートパソコンは、後から自分で増設するのが難しい製品が増えているので、最初から8ギガ以上搭載したものを狙うべきだ。

メインマシンとして使えるスタンダードノートは、大きく分けて3つの価格帯に分けられる。コスパを重視しつつ、長く使えるパソコンが欲しいなら、10万円前後の製品が狙い目だ

次に検討するのはストレージだろう。これは読み書きのスピードがハードディスク(HDD)より格段に速い、SSDを搭載しているモデルが望ましい。しかしSSDの容量が128ギガ程度では、アプリを多数インストールしたり、写真や動画をため込んだりすると、すぐ容量不足に陥ってしまう。そのため、最低でも256ギガ程度は欲しいところだ。なお、RAW形式の写真や高解像度の動画をたくさん扱いたい人は、スピードよりも容量を重視し、1テラ以上のHDD搭載機を狙うのもアリだ。

こうして必要なスペックを絞り込んでいくと、該当する製品は7万~13万円の価格帯で見つけられる。ワードやエクセルなどの「オフィス」が付属する製品はその分価格が上がるため、15万円前後となる。

オフィスは必須という読者もいると思うが、今回はまず、10万円前後で購入できる、オフィスの付かないモデルで最高のスペックを目指すことにしたい。そうでないと「5年使える」パソコンにならないからだ。オフィスが必要な場合はその分予算を上乗せしたり、月単位や年単位の課金で利用できるサブスクリプション型オフィスの導入を検討したりしよう。

CPUはコアi5以上、メモリーは8ギガ以上欲しい。海外メーカーや直販サイトの製品なら、予算10万円でも十分なスペックのスタンダードノートが手に入る。一方、大手メーカーの店頭モデルは、オフィスが付属する製品が多いだけに、価格は高め

こうした条件を考慮して10万円前後のスタンダードノートを探すと、海外メーカーや直販サイトの製品が主に該当してくる。大手メーカーの店頭販売向けモデルは、基本的にオフィスが付属する分、価格が高くなる。同じ価格帯で探すと、ワンランク下のスペックになりがちだ。

次からは、10万円前後で購入できるお薦めの4製品をピックアップした。その性能を評価・検証するとともに、「ベストバイ」を選定したい。その結果を参考に自分に必要な製品を選べば、長く使えて満足のいくメインマシンを手にすることができるはずだ。

■性能・使い勝手は? 狙い目の4製品をガチ比較

数ある10万円ノートの中で今回選んだのは上の4製品となった。いずれもメモリーは8ギガ、CPUは3製品が「コアi5」だ。1製品だけ「ライゼン5」というCPUを搭載するが、これはAMDがインテルのコアiシリーズに対抗して作り上げたCPUである。後述する通り、実力に遜色はない。

ストレージは256ギガクラスのSSDを搭載した3製品と、1テラのHDDを搭載した1製品がある。この点はスピード重視か容量重視かで評価が分かれる。そのほか全製品が解像度フルHD(1920×1080ドット)の液晶ディスプレイ、DVDの書き込みが可能な光学ドライブを搭載する。

次ページからは、スペック表だけではわかりづらい実際の処理能力、拡張性、キーボードやタッチパッドの操作性、画質、音質などを比較検証していこう。

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