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韓国料理×チーズの新顔続々 甘辛いコクとさっぱり感

2019/4/7

「チーズタッカルビ」はモッツァレラとチェダーのチーズ2種使いが「伸び」の秘密

韓豚屋では18年初めに「Wチーズのチーズタッカルビ」(1400円、税別)を売り出し、すぐに大ヒットメニューとなった。その後「Wチーズのチーズデジカルビ」(1400円、同/鶏肉の代わりに豚肉を使う)と、「Wチーズのチーズデジタッカルビ」(1500円、同/鶏肉と豚肉の両方を使う)の販売も開始し、いずれも人気商品となっている。ヒットの要因はなんと言ってもチーズがビヨーンと伸びるこの見た目。まず20代の女性客が飛びつき、交流サイト(SNS)のインスタグラムで拡散したことで認知度が広がった。

注文は2人前から。30代以上が実際に目の前にすると「とても2人では食べられない」とたじろぐほどのボリューム感だ。しかし食べてみると、意外にもしつこさが全くない。ニンニクの効いた甘辛いタレとミルキーなチーズの調和に、キャベツのみずみずしさ、じゃがいものホクホクした食感がからまり、肉のうま味も味わえて本当においしい。チーズタッカルビは鶏肉のやわらかさ、チーズデジカルビは歯ごたえの強い豚肉の食感で満足感がある。

「販売当初は若い女性客がインスタ狙いでよく注文されていました。1年以上たった今は50代のお客様が夫婦2人で食べに来るケースもあります。世代を超えて、韓国料理とチーズのコラボはすっかり定着しているなと実感しています」(丸山氏)

韓国の屋台街に来たかのような「韓豚屋」の内観

韓国料理×チーズの組み合わせは見た目の濃厚さやボリュームにちょっと圧倒されるが、実際に食べると驚くほどくどさはなく、ペロリと完食してしまう。JR新大久保駅周辺では、アメリカンドッグに伸びるチーズを詰めた韓国風チーズドッグ(ハットグ)を求める客で平日から店に行列ができている。30代以上の人でも、先入観を持たず様々な味に挑戦してみると、意外なおいしさの扉が開かれるのではないだろうか。

(フードライター 浅野陽子)


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