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韓国料理×チーズの新顔続々 甘辛いコクとさっぱり感

2019/4/7

「食堂BAR カスミガセキ」の「チーズ・カルメギサル」

「チーズタッカルビ」は韓国料理とチーズ、というくくりを超えて店の全メニュー中でダントツに注文が多いそう。その人気を受けて提供を始めたばかりだというのが新作の「チーズ・カルメギサル」。

これが非常に味わい深い。韓国風の甘辛味×チーズ、というベースはチーズタッカルビと似ているが、こちらは甘辛く下味を付けた肉をナスやピーマン、ニンニク、青唐辛子と一緒に特殊な鉄板で焼き、同じ鉄板の溝で韓国風の半熟卵焼き(ケランマリ)を仕上げ、チーズも溶かして、好みの具材をサニーレタスやエゴマなどで包んで食べる。やわらかいスクランブルエッグのような半熟卵と香ばしい焼き肉、とろけたチーズ。手巻きずしのように選んで包む楽しさと、濃厚な素材とシャキシャキした葉野菜が相性抜群で、巻いて食べ終えるとまたすぐ次の手が伸びてしまう。

今年3月に販売を始めた「チーズ・カルメギサル」だが、予約は平日を含め、毎日入っているというのも納得だ。しかも、「当店でチーズを使ったメニューはどれも女性に大人気。味わいは少しずつ異なるため、チーズ・カルメギサルとチーズ・サムギョプサルなど、チーズメニューを2品一緒に召し上がるお客さまもいらっしゃいます」(店長の志田光貴さん)というから驚く。

「韓豚屋」の調理前の「チーズタッカルビ」

2軒目は都内や東京近郊に8店舗を展開する韓国料理専門店「韓豚屋(ハンテジヤ)」の銀座3丁目店だ。13年前に開業し、JR東京駅周辺では有楽町店や八重洲店もある。店内に一歩入ると、韓国の屋台村に飛んできたかのような気分になるのが売りだ。ここで食べられるチーズ料理は王道の「チーズタッカルビ」とそのアレンジメニュー。しかし、そもそもチーズタッカルビとはどんなメニューなのか。

「『ダッ(タッ)』とは韓国語で鶏肉のことです。餅を甘辛く煮込んだトッポギのタレのような甘辛いソースで、鶏肉と野菜を鍋でグツグツ煮込んだのが韓国の伝統料理の『タッカルビ』です。それを進化させ、チーズを加えたものが大流行している『チーズタッカルビ』です」(運営会社ラムラのスーパーバイザー丸山智一氏)

丸山氏によれば、実はチーズタッカルビは韓国で誕生した料理ではなく、新大久保で働く人が考え出したという説が強いそうだ。そのおいしさが評判となって韓国に逆輸入され、人気に火が付いて再び日本に戻り、現在のブームにつながっているのだという。

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