検索朝刊・夕刊LIVEMyニュース日経会社情報人事ウオッチ
NIKKEI Prime

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

検索朝刊・夕刊LIVEMyニュース日経会社情報人事ウオッチ
NIKKEI Prime

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

検索朝刊・夕刊LIVEMyニュース日経会社情報人事ウオッチ
NIKKEI Prime

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

NIKKEI Primeについて

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

/

血糖値を下げるための運動 いつ行うのが効果的?

詳しくはこちら

NIKKEI STYLE

日経Gooday(グッデイ)

この記事では、今知っておきたい健康や医療の知識をQ&A形式で紹介します。ぜひ今日からのセルフケアにお役立てください!

【問題】糖尿病の治療や予防のために運動で血糖値を下げるのであれば、いつやるのが効果的でしょうか?

(1)食事の30分以上前

(2)食後の1時間以内

(3)寝る30分以上前

正解は、(2)食後の1時間以内です。

食後の運動を続ければ続けるほど効果がある

「糖尿病の一歩手前、予備群ですね。運動しましょう」。健康診断などの結果から、医師にこんなふうに言われた経験がある人も少なくないかもしれません。2016年の厚生労働省の「国民健康・栄養調査」によると、全国で糖尿病の人は約1000万人、その予備群も約1000万人と推計されています。

糖尿病とは、一言でいうと、「血糖値が高くなる病気」のこと。血糖値、つまり血液中のブドウ糖の濃度が上がり、それが原因となって血管にダメージを与え、やがて動脈硬化や神経障害、腎症、網膜症など、さまざまな合併症が引き起こされるのです。

血糖値を下げるために重要なのは、食事療法と運動療法です。摂取するカロリーと糖質の量を控えれば、血糖値の上昇を抑えることができます。一方で、ブドウ糖は体を動かすためのエネルギー。だから運動すれば、血液中のブドウ糖が筋肉で大量に消費され、血糖値が下がるというわけです。

慶應義塾大学医学部スポーツ医学総合センターの医師であり、糖尿病患者の運動療法にも詳しい田畑尚吾さんは、「運動によって一時的に血糖値が下がることを急性効果と言います。その上、定期的な運動を継続して行うと、血糖値を下げるホルモンであるインスリンの効きがよくなり、血糖値が下がりやすくなる。これを慢性効果と言います」と説明する。

つまり、続ければ続けるほど効果が高まり、積み重ねの効果があるのが運動療法の特徴なのです。

それでは、いつ、どのような運動をすれば血糖値を下げられるのでしょうか。「糖尿病の合併症を予防するためには、1日の中での血糖値の変動を小さくすることが大切です。血糖値のピークはだいたい食後1時間にくるので、食事をしてから1時間以内に運動を開始すれば、食後の血糖値の上昇を抑えられます」(田畑さん)

血糖値を下げるために有効なのは、ウォーキングやジョギング、サイクリングなどの「有酸素運動」です。運動する時間が長いほどより多くの糖を筋肉で消費できるので、長く続けられる有酸素運動が効果的というわけです。運動不足の人は、まずは手軽に始められるウォーキングを、食後に20分程度やるのでもいいでしょう。

そして、有酸素運動と併せて、筋力トレーニングを行うことも、糖の代謝を増やしてくれるのでお勧め。筋肉量を増やせば、それだけ糖を消費しやすい体になります。フィジカルトレーナーの中野ジェームズ修一さんは「できるだけ大きい筋肉や複数の筋肉を同時に鍛えたほうが効率がいいので、大きな筋肉が集中している下半身を中心に筋トレをするといいでしょう」と言います。

筋肉量を増やしてから有酸素運動をしたほうが、多くの糖が使われるようになるので、年を取って筋肉量が落ちてきた中高年の方は、ウォーキングをするだけではなく、筋トレも取り入れる必要があるといえます。

(日経Gooday編集部)

[日経Gooday2019年3月25日付記事を再構成]

春割ですべての記事が読み放題
有料会員が2カ月無料

有料会員限定
キーワード登録であなたの
重要なニュースを
ハイライト
登録したキーワードに該当する記事が紙面ビューアー上で赤い線に囲まれて表示されている画面例
日経電子版 紙面ビューアー
詳しくはこちら

健康や暮らしに役立つノウハウなどをまとめています。
※ NIKKEI STYLE は2023年にリニューアルしました。これまでに公開したコンテンツのほとんどは日経電子版などで引き続きご覧いただけます。

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
春割で無料体験するログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
春割で無料体験するログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
春割で無料体験するログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
春割で無料体験するログイン

権限不足のため、フォローできません

ニュースレターを登録すると続きが読めます(無料)

ご登録いただいたメールアドレス宛てにニュースレターの配信と日経電子版のキャンペーン情報などをお送りします(登録後の配信解除も可能です)。これらメール配信の目的に限りメールアドレスを利用します。日経IDなどその他のサービスに自動で登録されることはありません。

ご登録ありがとうございました。

入力いただいたメールアドレスにメールを送付しました。メールのリンクをクリックすると記事全文をお読みいただけます。

登録できませんでした。

エラーが発生し、登録できませんでした。

登録できませんでした。

ニュースレターの登録に失敗しました。ご覧頂いている記事は、対象外になっています。

登録済みです。

入力いただきましたメールアドレスは既に登録済みとなっております。ニュースレターの配信をお待ち下さい。

_

_

_