あなた誰? 電子顕微鏡で撮った不思議な生物の肖像

日経ナショナル ジオグラフィック社

サナダムシの頭部の拡大写真。この吸盤のような構造を使って、宿主の腸壁に張り付く(PHOTOGRAPH BY JANNICKE WIIK-NIELSEN)
サナダムシの外皮。この器官を通して宿主から養分を吸い取る。細かい突起が表面積を大きくするのに役立っている(PHOTOGRAPH BY JANNICKE WIIK-NIELSEN)
寄生虫であるアニサキスの仲間(Contracaecum rudolphii)。メス(ピンク色)がオスに絡みついている。オスの後端からは、交接刺が2本突き出ている(PHOTOGRAPH BY JANNICKE WIIK-NIELSEN)
アニサキスの口。アニサキスの仲間は魚や鳥に寄生し、食べた人の体内に入ることもある(PHOTOGRAPH BY JANNICKE WIIK-NIELSEN)
アリの顔。「アリがつくるコロニーは『超個体』とも呼ばれます。彼らは集団でコロニーを支え、あたかも一つの個体のように振る舞うからです」とヴィーク=ニールセン氏(PHOTOGRAPH BY JANNICKE WIIK-NIELSEN)
ヴィーク=ニールセン氏の自宅の庭でブロッコリーをかじっていたケムシ。およそ100倍に拡大(PHOTOGRAPH BY JANNICKE WIIK-NIELSEN)
マルハナバチは「農業にとって重要な花粉媒介者です」とヴィーク=ニールセン氏は言う。写真は約40倍に拡大した姿(PHOTOGRAPH BY JANNICKE WIIK-NIELSEN)
ヴィーク=ニールセン氏が自宅の庭でとってきたワラジムシ。拡大すると、SF映画に出てきそうな姿だ。「ワラジムシは岩や丸太の下、落ち葉の中、岩の裂け目などの湿気が多い場所にいます。彼らは腐りかけの植物や動物を食べ、腐敗サイクルにおいて重要な役割を果たしています」(PHOTOGRAPH BY JANNICKE WIIK-NIELSEN)
ヴィーク=ニールセン氏が自宅の庭で見つけたミツバチ(PHOTOGRAPH BY JANNICKE WIIK-NIELSEN)
ミツバチの表面に散らばる花粉の粒。約1200倍に拡大(PHOTOGRAPH BY JANNICKE WIIK-NIELSEN)
ノミの一種、イヌノミ。宿主の皮膚を突き通して血を吸うための口と、跳躍に役立つ長い後肢を持つ。体は縦に平たく、トゲや剛毛に覆われている。ヴィーク=ニールセン氏によると、この形状は宿主の密生した毛の中を移動したり、食事中に体を安定させるのに役立つそうだ(PHOTOGRAPH BY JANNICKE WIIK-NIELSEN)
イヌノミの触角。「宿主を探したり、交尾を成功させるのに重要な役割を果たします」とヴィーク=ニールセン氏は言う(PHOTOGRAPH BY JANNICKE WIIK-NIELSEN)

(文 CATHERINE ZUCKERMAN、写真 JANNICKE WIIK-NIELSEN、訳 北村京子、日経ナショナル ジオグラフィック社)

[ナショナル ジオグラフィック 2019年2月24日付記事を再構成]