連休は家族や仲間と 肉料理楽しむ最新ホットプレート
ゴールデンウイークが近づいてきた。休日を利用して、家族や友人たちでホットプレートを囲んでのバーベキューパーティーなどを企画している人もいるのでは? 今回は「肉が絶妙に焼ける」機能を搭載した技ありホットプレート3製品を紹介する。
挟み込んで上下から加熱/デロンギ
「デロンギ マルチグリル BBQ&コンタクトグリルプレート CGH1011DJ」は、3つの調理ポジションが選べる多機能な電気グリル。プレートを上下に2面備えるのが特徴だ。
180度開いた「BBQポジション」を選べば、一般的なホットプレートとしてバーベキューが楽しめる。そのほかにも、食材を上下から挟み込む「コンタクトポジション」、上面のプレートを食材に付けずに浮かせる「グリルポジション」と、食材に合わせて調理できるのが特徴だ。
温度コントロール性能が高く、設定温度を一定にキープする。上下のプレートは60度~230度の範囲で別々に設定できるので、火の通り方が異なる食材を同時に調理することも可能だ。さらにヒーターも本体ではなくプレート自体に内蔵しているため、熱ムラが少ない。SEAR(焼き付け)ボタンを使えば、1分間だけ高火力で加熱し、フライパンで焼き付けたような仕上がりにもできる。
出しっ放しでも絵になるデザイン/パナソニック
パナソニックの「IHデイリーホットプレート KZ-CX1」は、熱源に2つのIH(電磁誘導加熱)を搭載した調理器。専用プレートを載せればホットプレートとして、外せば2口のIH調理器として使えるのが特徴だ。内部を冷却するファンの設計を工夫したことで、高さ約69mmと薄型化。テーブルに出しっぱなしにできるデザインを目指したという。
ホットプレート調理時は90度(保温)/140~250度、IH調理時は75W相当~1400Wに設定でき、左右で別々の調理が可能。さらに140~200度の揚げ物コースも備えているため、焼き肉はもちろん、卓上で串揚げなどの揚げ物パーティーも楽しめる。操作は、前面に備えたつまみを左右に押すだけとシンプルで分かりやすい。
遠赤放射でじっくり加熱/アラジン
日本エー・アイ・シーのアラジン「グラファイトグリラーCAG-G13A」は、一般的なホットプレートのようにプレートの下にヒーターはなく、上部に搭載した「遠赤グラファイト」というヒーターで加熱する。わずか0.2秒で発熱するため予熱の必要がなく、高温の放射熱が炭火のように食材を温め、ふっくら焼き上げる。
下に熱源がないため下に落ちた油が気化することがなく、煙やニオイが出にくいので、ホームパーティーでも使いやすいだろう。油跳ねが少なく、テーブルまわりも汚れにくい。油が落ちる水トレイは取り外して丸洗いできるので後片付けも簡単だ。
白物家電・美容家電を中心に、暮らしにまつわるモノやコトを幅広く取材、執筆するフリーライター。リアルな主婦目線で、日々の家事が楽しく快適になる家電の取り入れ方を積極的に発信する。
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