マネー研究所

七転び八起き

FX、就寝前に必ず決済し成功 「億り人」の仲間入り

2019/4/1

「日経ヴェリタス」創刊以来の名物コラム。毎回1人の個人投資家を取り上げ、その人の投資歴の泣き笑いを赤裸々に紹介しています。
今回はペンギンさん(36) 関西出身の会社員。マラソンと登山が趣味で、友人や同僚たちと富士山に登るのが毎年の恒例行事。

■2004年~

ペンギンさん 宵越しのポジションは持たない

高校卒業後に防衛大に進学したが3年生から関西の私立大学に編入し、学費を稼ぐために投資を始める。独学で勉強していたファイナンシャルプランナー(FP)の知識を生かし、三菱商事(8058)やトヨタ自動車(7203)、ブリヂストン(5108)などの日本株や、米国やオーストラリア、南アフリカといった高金利の外国債に投資。株では信用取引も手掛け、約2年間で元手の200万円を500万円まで増やした。

■08年~

大学卒業後に証券会社に就職したため個人の投資は一休みしていたが、学習塾への転職を機に再開。この時期に特にはまったのが外国為替証拠金(FX)取引で、米ドルや豪ドル、ユーロなどで分散して運用。心がけたのは「宵越しのポジションは持たない」こと。海外で大きな出来事が起きてもすぐに対応できずリスクが高いと考えているためで、就寝前には絶対にポジションを決済することに決めている。株式は手掛けていなかったのでリーマン・ショックの影響も受けず、資産は約3000万円と順調に増えた。

■12年~

不動産関係のコンサルティング会社への転職を機に、不動産投資も始めた。主に都心のワンルームマンションなどが投資対象で、一時期は10戸以上を運用していたことも。債券と株式オプションなどを組み合わせた株価連動債への投資も開始。ずっと続けてきた米ドルを中心としたFXでもうまく利益を上げ、資産は1億円を超えて「億り人」の仲間入りを果たした。

今は運用資産の5割をFX、3割を株価連動債などの債券、2割を不動産に振り向けている。最近は都心の不動産に過熱感があると感じており、今年秋ごろまでには全て手じまいする予定。浮いた資金を成長余地の高いシンガポールやマレーシアといった海外不動産に振り向けたいと考えている。

[日経ヴェリタス2019年3月24日付]

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