パナソニックのプロ用タフミラーレス 高性能で隙なし

電子式ビューファインダーは約576万ドット。液晶モニターは3軸チルト式を採用。横位置でも縦位置でもチルト可能だ。右はメディアのスロット

プロ機としての頑丈な設計

メディアはSDカードと、SDカードより高速にデータを読み書きできるXQDカードのデュアルスロットに対応。XQDの次世代規格となる、さらに高速なCFexpressにもファームウェアのアップデートで対応予定だ。デュアルスロットを生かして、片方が一杯になったときに自動的にもう一方に記録する順次(リレー)記録、両方に同じものを記録するバックアップ(サイマル)記録、データの種類ごとに保存先を決められる振り分け記録と使い分けられる。プロ機らしい機能だ。

ボディーはやや大柄だが、高耐久・耐衝撃ボディとなっており、防じん防滴だけでなくマイナス10度対応の低温にも対応する。シャッターの耐久性も約40万ショットとプロ機として相応しいスペックだ。ボタン類の配置、大きさ、節度感もとてもしっかりとしており、仕事の道具として考え抜かれたカメラに仕上がっている。

シグマのレンズも使用可能

「Lマウント」用としてパナソニックからはまず3本のレンズがリリースされる。標準ズームレンズの「LUMIX S 24-105mm F4 MACRO O.I.S.」、望遠ズームレンズの「LUMIX S PRO 70-200mm F4 O.I.S.」。そして単焦点レンズの「LUMIX S PRO 50mm F1.4」だ。2020年までに合計10本以上のラインナップになる予定だ。

LUMIX S PRO 50mm F1.4を装着したところ。このレンズは絞りリングを備える。ピントリングを引くとマニュアルフォーカスとなる

Lマウントにはライカとパナソニックのほかシグマも参画しており、シグマも10本以上のLマウント用のレンズをアナウンスしている。また、シグマ製のマウントコンバーター「MC-21」を使用すれば、シグマ製のキヤノンEFマウントSGVレンズ群、SAマウントSGVレンズ群がほとんど使用可能になる。明るく高性能な単焦点レンズや、ユニークな高倍率ズームレンズなどが装着、使用可能なのである。使いたい画角がない、ということはないと言ってもいいであろう。

タフで信頼感あふれるボディに、圧倒的な解像度を誇るフルサイズセンサーを搭載し、すでに多くのレンズが装着できることが約束されている「Lマウント」を採用したパナソニックの新生フルサイズミラーレス一眼。実際にその操作感を試してプロ機の息吹を味わって欲しい。

次ページには試作機による作例を掲載する。市販品と仕上がりが異なる場合がある。

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