株式・投信

積立王子のヤング投資入門

NISAかiDeCoか ヤングはどれを選ぶべき? 積立王子のヤング投資入門(22)

2019/3/28

中野さんは「長期資産形成の必要性に気付いて行動した人だけが豊かな経済的自立を獲得できる」と説く

このコラムには、日本社会から享受できる恩恵がこの先、劣化していくことを前提とし、社会に依存しないで豊かな将来をつくるのに必要な長期資産形成を若い皆さんに促す目的があります。

■若者よ、長期投資で経済的自立を得よう

日本経済が成長できなくなった結果、社会制度を通じて国民全体に富を分配する機能を政府は失ってしまいました。だからこそ生活者一人ひとりが経済的自立を求め、そこへ向けた行動を起こしてほしいのです。長期投資を促す非課税制度が誕生した時代背景を、ヤングの皆さんは感じ取ってください。

ヤングの皆さんの親世代は、日本経済の高度成長から分配を受けて、豊かな人生を等しく実現できました。20世紀は「1億総中流」の時代だったのです。21世紀はそうはいきません。長期資産形成の必要性に気付いて行動した人だけが豊かな経済的自立を獲得できるのです。格差がはっきりする時代ともいえ、そこで生き残る側に回りたいなら、政府が用意した非課税制度を有効活用すべきだと気付くはずです。

少額投資の非課税投資制度には、一般NISA、つみたてNISA、ジュニアNISA、iDeCo(イデコ)などがあります。ヤングの皆さんはどれを選べばいいかを考えてみましょう。

■NISAは積み立て型を選択すべき

まずは一般NISAとつみたてNISAです。一般NISAの制度は2014年に始まりました。年間120万円までを非課税金額枠として投資でき、非課税期間は5年です。非課税金額枠が大きいのは魅力ですが、5年の非課税期間は長期資産形成にはちょっと短すぎます。

18年には、つみたてNISAが始まりました。積み立て投資でしか参加できず、非課税枠も年40万円と小さくなりましたが、非課税期間は20年で長期投資に有利な仕組みです。ただ、一般NISAとつみたてNISAについては、毎年どちらか1つしか選択できません。迷っている人も多いのですが、ヤングの皆さんはつみたてNISAを選択すべきでしょう。

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