セレクトショップ、エストネーションのメンズバイヤー、中森博一さんは耐久性に優れ、シワになりにくく、かつ現代的なシルエットを兼ね備えたいずれもエストネーションオリジナルのスーツ2点を挙げてくれた。
まずはコーデュラナイロンと呼ばれる摩耗などに強い素材を混ぜた特殊な生地でできたスーツ=写真3。肩パッドを入れず、「自然な肩回りを表現し、副資材を極力省き全般に軽い仕様になっている」と中森さん。「都会的なシルエットで、若々しく動き回る20代の方におすすめ」という。
もう1点も同じ素材でできたブルー系のスーツ=写真4。同じ素材でできたネクタイやチーフもあるという。「ブルー系でまとめれば爽やかさや清潔感が漂いフレッシュな印象になる」と中森さんは推奨する。
セレクトショップ、シップスの企画、矢吹宗士さんのイチオシは同社オリジナルブランドのモデル「8ドロップ・スーツ」=写真5。
世界的に有名なイタリアのファブリックメーカー、ロロ・ピアーナ=写真6=の生地の中でもストレッチ機能を備えた素材「ムービング」を使用。ウール本来のしなやかさや上質さを損なうことなく、伸縮性も兼ね備え「ストレスのない着心地が魅力」と矢吹さん。「すっきりと程よい細身のデザイン」も社会人一年生にはもってこい、という。
※価格は税込み
SUITS OF THE YEAR 2021
アフターコロナを見据え、チャレンジ精神に富んだ7人を表彰。情熱と創意工夫、明るく前向きに物事に取り組む姿勢が、スーツスタイルを一層引き立てる。