Men's Fashion

社会人デビューにふさわしいイチオシスーツはこれだ

How to

百貨店バイヤーらに聞きました

2019.3.24

春から社会人デビューする人たちにとって、この時期は準備で何かと忙しい時期だろう。第一印象は見た目も重要な要素の一つといわれ、そのために欠かせないのがスーツだ。何着か持っていれば、着回しも可能でコーデの幅も広がる。「新社会人にお薦めのスーツ」について東京都内の百貨店やセレクトショップのバイヤーに聞いた。

■伊勢丹新宿店 爽やかな印象演出

伊勢丹新宿店のメンズテーラードクロージングバイヤー、稲葉智大さんのイチオシはいずれもイタリアブランドのエル・ビー・エム1911(L.B.M1911)とタリアトーレのアイテム。

【写真1】L.B.M1911のスーツ。濃紺無地。価格は8万5320円

イタリア北部の町、マントヴァで1911年創業のL.B.M1911は4代にわたって1世紀以上の歴史を持つ名門ファクトリー。おすすめのスーツ=写真1=は三越伊勢丹限定レーベルで、若干光沢感のある無地のネイビー。このスーツに「幅広いストライプのネクタイを合わせれば、(フレッシュマンらしい)爽やかな印象を与えられる」と稲葉さん。

【写真2】タリアトーレのスーツ。ネイビーチェック。価格は12万4200円

もう1点、タリアトーレのスーツ=写真2=は同系色のチェックが入ったネイビー。「悪目立ちすることなく、個性を演出でき、ブルートーンでコーディネートすれば落ち着いた印象を演出できる」と稲葉さんは太鼓判を押す。ちなみにタリアトーレはイタリア語で「裁断士」を意味し、ピーノ・レラリオ氏が1998年に創業。イタリアブランドの中でも人気の一つになっている。