「プリン」と言って、どんな味や食感を思い浮かべるかは、年代によりかなりの差が出る。昭和生まれの私にとってプリンとは、キャラメルがほろ苦く、卵が濃厚なカスタードプリンがスタンダードだ。一方、平成生まれに同じ質問をすると、甘くなめらかで、トロトロかつクリーミーだと言う。どちらのプリンもおいしいのだが、年代によっておいしさの感じ方に違いがあるようだ。
今回は、昭和の「カスタードプリン」と平成のプリンをアレンジした「ハイブリットプリン」の2つのレシピを紹介する。
まずはクラシカルな、昭和の「カスタードプリン」から始めよう。

<下準備の材料:キャラメルソース(作りやすい分量)>
砂糖 大さじ10 / 水 大さじ2 / ぬるま湯 大さじ2
砂糖 大さじ10 / 水 大さじ2 / ぬるま湯 大さじ2
<下準備>
(1)鍋に水と砂糖を入れ、溶けてから軽く混ぜる
(2)キャラメル色になったら、ぬるま湯を加える
(3)プリンカップの底が隠れるように、等分する
(1)鍋に水と砂糖を入れ、溶けてから軽く混ぜる
(2)キャラメル色になったら、ぬるま湯を加える
(3)プリンカップの底が隠れるように、等分する
プリン液を作る間、カップはそのまま放置しておこう。キャラメルの表面が固まっていないと、プリン液とキャラメルが混ざってしまうので注意。先に、型の内側にバターを塗っておくと、あとで抜きやすい。