株式・投信

七転び八起き

バイオ株で失敗 難しさ痛感し、積み立て投資に開眼

2019/3/25

「日経ヴェリタス」創刊以来の名物コラム。毎回1人の個人投資家を取り上げ、その人の投資歴の泣き笑いを赤裸々に紹介しています。
今回はshigureさん(41) 関西在住の猫好き女性投資家。投資を機に財務諸表に興味を持つ。簿記検定2級取得に向け勉強中。

■2014年~

shigureさん 積み立て投資は相場の下落局面こそチャンス

離婚を機に、資産形成などお金のことを真剣に考え始めた。投資に対して「怖い」イメージがあったが、ネットで調べるうちにセゾン投信の中野晴啓社長の文章に出会い、恐怖心が和らいだ。さらに中野社長の本を読み「ドルコスト平均法」の効用も理解するようになった。少額投資非課税制度(NISA)口座で世界の株や債券に分散投資する「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」などの毎月積み立て投資を始めた。

一方で個別株投資にも励んだ。株主優待目当てで買ったオリックス(8591)や伊藤園(2593)の優先株、値上がり期待で買ったユーグレナ(2931)などだ。だがユーグレナは半値に下落。NISAの最初の非課税期間を終えた18年に損切りし、投資の難しさを痛感した。

■15年~

個人型の確定拠出年金(イデコ)を活用した投資を始めた。先進国株が大半。税制優遇のメリットが大きく、もっと早く始めればよかった。

■18年

投資の勉強を進めるうちに資産配分がいかに重要かを知る。日本株が運用資産の約半分を占め、世界株の時価総額の比率と比べて偏っていた。先進国8割、新興国1割、日本1割の比率を目標に、積み立てる投信の金額を調整し始めた。

■19年~

つみたてNISAへの投資を始めた。低コストのインデックスファンドを使い、先進国株や新興国株を保有。目標とする資産配分には20年に到達する予定だ。

投資を始めてから人との出会いが格段に増えた。著名人やブロガーにも会えたのは掛け替えのない経験だ。未来に希望を持てるようになったのも大きな変化。4年半で投資資産は12.8%値上がりした。これからも相場の上げ下げはあるだろうが、下げた時をチャンスと捉えて投資を続けていく。60歳になるころにはそれなりに増えていると期待している。

[日経ヴェリタス2019年3月17日付]

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