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もうかる家計のつくり方

子2人が「留学したい」 夢かなえる家族総出の節約術 家計再生コンサルタント 横山光昭

2019/3/20

節約を楽しみ、娯楽にかかっていたお金も減った結果、半年間で10万円を貯蓄に回せるようになりました。「赤字状態だったのが、うそのよう」と、喜びを隠せないKさん。1年間で120万円たまり、ボーナス(賞与)も含めれば年200万円を貯蓄できるかもしれません。

■年貯蓄の一部を留学資金に 親子の分担など検討を

もちろん、この年200万円の貯蓄すべてを留学資金に回すことはできません。40歳代のKさん夫婦にとって、老後資金の形成も大切です。まず留学の必要額を調べ、子供とどう分担するか、不足分はアルバイト収入で賄うか、奨学金を利用するのか……。留学の実現に向け、親子でよく話し合う必要があるでしょう。

どんぶり勘定の共働き家計は、少なくありません。Kさんは子供の留学希望を機に、初めて「このままではいけない」と気付きました。きっかけがなければ、ずっと貯蓄が増えず進学費用も老後費用も準備できなかったかもしれません。

「払えるから」という理由ですべてにお金を払い、貯蓄が増えにくい共働き家計。家計の責任は、その家庭にあります。いま生活するのに一生懸命で先を考える時間がないのかもしれませんが、この先の人生で何が必要か、何にお金がかかるかの見通しを立て、早期に準備する姿勢は忘れないでください。

(「もうかる家計のつくり方」は隔週水曜更新です)

横山光昭
(株)マイエフピー代表、mirai talk株式会社取締役共同代表。顧客が「現在も未来も豊かな生活を送ることができる」ことを一番の目標に、独自の家計再生・貯金プログラムを用いた個別の指導で、これまで1万件以上の赤字家計を再生。著書は累計100万部を超える『年収200万円からの貯金生活宣言』シリーズ、累計65万部の『はじめての人のための3000円投資生活』シリーズがあり、著作合計88冊、累計270万部となる。講演も多数。

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著者 : 横山 光昭
出版 : 日本経済新聞出版社
価格 : 918円 (税込み)

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