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住まいと暮らし

変わる渋谷 「ポスト孫正義」も育む子育ての街へ

2019/3/22

孫正義育英財団は渋谷のイノベーターを育てるゆりかごの役割も期待される

渋谷区は、シニア層にもこの学校資源を活用してもらう試みをスタートした。19年度から青学など区内の8大学や企業と連携した「渋谷ハチコウ大学」を設置し、55歳以上の区民を対象に新たな学びの場を提供する。自身のスキルや経験を生かした社会貢献の場とするため、ベンチャー企業のアドバイザーなど新たな活動の場に対するマッチングも行う。

JR渋谷駅周辺では、「100年に1度」といわれる再開発が進み、街の様相は一変している。「渋谷ストリーム」に次いで「渋谷スクランブルスクエア」など超高層ビルが建設され、大型オフィス「南平台プロジェクト」が推し進められている。渋谷区役所も建て替えられ、その隣では地上39階建ての分譲マンションも建設される予定。「渋谷パルコ」もリニューアルオープンする予定で、宮下公園の再整備事業も進展中だ。オフィスが急増する一方で、高層住宅が新設され、公共施設や商業施設も一新されるが、複数の施設には子育てや起業家支援の空間が設けられるという。

渋谷区内のマンションに移転する30~40代のファミリー層も増えている。「子供を進学校に通わせやすいし、再開発で渋谷の価値は今後も上昇しそうだ。ちょっと無理しても渋谷の物件を取得するのは得なので引っ越しを考えている」(東京・大手町に勤める40代の会社員)という。渋谷でIT系企業を立ち上げた20代の起業家は、「渋谷はまだ家賃が高いので、今は世田谷に暮らしているが、事業が軌道に乗ればこの街に移りたい。起業は忙しいので職住近接でないと回らない」と語る。

孫財団では第3次のメンバーを募集・選定をスタートしており、年内にはさらに多くの異才が渋谷を核に活動することになる。イノベーションを起こしたいというメンバーが多く、大塚さんの目標も「早く起業すること」。渋谷を舞台に「ポスト孫正義」を目指して未来の人材が次々飛び出しそうだ。

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