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老けたと感じたらケア見直し 美肌保つ世代別お手入れ

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NIKKEI STYLE

日経ウーマン

朝、鏡に映る顔を見た瞬間、「あ、老けた」と思った経験はない? シミが濃くなった、いつものメイクが似合わない……。そんなときこそ、これまでのケアを見直すチャンス! 大切なのは毎日の正しいスキンケア習慣。「肌は、ケア次第で何歳からでも変われます」と語る皮膚科医の小林智子さんが、世代別の正しいお手入れ法を徹底紹介します。

【傾向編】

「20代に多いニキビなどの肌トラブルは、睡眠不足や食生活などが大きく影響。30代から肌の水分量が低下してカサツキが目立ち始め、40代は女性のカラダの大きな変化とともに、冷えやすく肌のくすみが目立ち始める──。いずれもツヤを失う要因に」(小林智子さん)

「パッと見の印象でエイジングを感じ始めるのは40代。その変化には、肌の弾力の低下などが影響します。ただ、最近では20代や30代でもたるみを訴える人も増えています」

「ハリのある肌には、必ず"ツヤ"があります。肌にツヤがあるかどうかが、"若見えか、老け見えか"を決定づける大きな要因になるんです」

「40代でエイジングを感じて諦める人も多いのですが、年齢を重ねても、状態を良くする方法はあります。生活習慣も大切。良質な睡眠に勝る美容液はありません。まずは生活改善から始めて」

日経WOMAN読者の「老け顔」お悩み事情



日経WOMAN読者へのアンケートの結果では、世代問わず「老け見え」を実感した人がほとんどだった。中でも視線が集中しやすい顔と肌質の変化で「老け」を実感しているようだ。朝一番の素顔の状態にエイジングを実感する人が多数だった。




【対策編】

皮膚科専門医が教える 最高の美肌&美髪を育む習慣! 新しいコスメや美容法があふれすぎて、いったい何から手をつけていいか迷っていませんか? 皮膚科医の小林さんが実践する、美肌・美髪のためのお手入れ法を教えます!

時代が移り変わっても、新しい美容成分が発見されても、「美肌に必要なのは、保湿・睡眠・紫外線カットの3大原則です」と言うのは、皮膚科専門医の小林智子さん。コスメは値段で選ぶ必要はなく、自分の肌に合い、保湿効果が高いものを使うのが一番だそう。「私も化粧水はリーズナブルに、アイクリームは高品質に、とメリハリをつけています」。さらに美肌のもととなる、たんぱく質を意識的に摂取。たんぱく質は1日に30~35グラム取るのが理想的だが、豆腐1丁でも20グラムと、食事だけで取るのは難しい。そのため、プロテインバーや飲み物に混ぜるコラーゲンなどで補うようにしている。「美肌をキープするには、コスメだけに頼るよりも生活習慣が大事。ぜひ、今日から1つでも始めてみてください」。

「保湿成分が高濃度に配合されがちな高額エイジング化粧品は、医薬品ではないため効果も限定的。買い替え検討の前に、まずはシンプル保湿の徹底を」

「皮脂分泌が盛んな20代はしっかり洗顔を。30代は肌質が変わり、乾燥しやすくなるので肌の状態を見極めて。40代はお湯で洗うだけでもOK」

「W洗顔の目的は、メイクをしっかり落としきること。汚れやヌルつきが残ったままだと肌荒れの原因になるので、洗顔料でも洗いましょう」

「日焼け止めに軽くパウダーをはたく程度なら、オイルなど強力なクレンジング剤は不要。しっかりアイメイクは、専用リムーバーで落とすなど、メイクの濃さで判断を」

「実は老化の最大要因は光老化。こまめな紫外線カットが何より必要となります。加齢による老化は2割程度なので、30代、40代も諦めないで!」

「見た目年齢は血管年齢と比例します。適度な運動は筋肉量を維持し、血管年齢を若々しく保ちます。塗るだけの美容液よりも、運動のほうが効果大!」

「目尻のシワは"表皮シワ"といって、乾燥が主な原因です。皮膚が薄く、乾燥しやすいパーツなので、30代からは通常の保湿にアイクリームをプラスして」

「紫外線と並んでシミの要因となるのが、こすりすぎ。こすりすぎが肝斑(かんぱん)の原因になることも分かっています。スキンケアは優しく、を心がけて」

以下の習慣があればこすりすぎ!



□ 洗顔時に顔をぬらさず洗顔料を直接つけている
□ 洗顔料を泡立てずに洗顔する
□ クレンジングや洗顔のとき、ゴシゴシこする
□ 化粧水を肌に浸透させるようにパンパンとたたく
□ 指の力を入れてクリームを塗る

「40代に多い、糖化が原因となる"黄ぐすみ"かも。糖化防止にはUVケアや運動のほか、食事で余分な糖を取りすぎないようにするのも大事です」

「美顔ローラーはリンパの流れや血行を促すためのもの。力任せにゴリゴリかけるとシミの原因になります。こすりすぎは厳禁! と覚えておいて」

「トラネキサム酸などの美白剤配合化粧品を。諦めず、根気よく使い続けるのがポイントに。より高い効果を求めるなら、皮膚科処方のハイドロキノンも◎」

医師おすすめの美白成分


○ 特におすすめ
ハイドロキノン、ビタミンC誘導体、αアルブチン、トラネキサム酸

「頬がこけるのは皮下脂肪の萎縮だけでなく、骨粗しょう症や糖化が原因となる頭蓋骨の萎縮でも起こります。骨密度を保つため、食事と運動に気配りを」

「過剰なピーリングやスクラブ剤の使用で、皮膚が薄く、ビニールのような質感になってしまった人が増えています。ケアのしすぎも逆効果ですよ」

「ツヤ肌に必要なのは、保湿です。20代は全顔保湿、30代は乾燥ジワができやすい目元・口元ケア、40代は悩みに応じた美容液をプラスαで取り入れても」

40代のお悩み別、ケアに取り入れたい美容成分


○ 乾燥には保湿効果のある成分
セラミド、ヒアルロン酸、コラーゲン
○ くすみには美白効果のある成分
フラーレン、αアルブチン、ビタミンC誘導体
○ たるみにはハリ効果のある成分
レチノール、EGF、エラスチン

この人に聞きました

小林智子さん
皮膚科専門医。2010年に日本医科大学を卒業後、名古屋大学医学部皮膚科に入局。米ノースウェスタン大学で、アトピーなどの臨床研究に従事。著書に『皮膚科専門医が教える40代からはじめる正しい「美肌」レッスン』(彩図社)など

(取材・文 樋口晶子/三浦香代子、写真 工藤朋子)

[日経ウーマン 2019年1月号の記事を再構成]

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