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ネコ・魚・夜景好き集まれ 検定きっかけにファン交流

2019/3/16

夜景検定は、この夜景遺産の活動をベースに08年にスタート。これまでに約5500人の合格者が生まれ、彼らは夜景鑑賞士を称している。検定はやはり3~1級の3段階で、3級と2級はパソコンやタブレット、スマホによるウェブ受検。「夜景鑑賞士マイスター」が授与される1級は2級合格者だけが受検でき、東京・大阪の会場でマークシート方式の試験が行われる。これまでに1級に合格した人は33人という“難関”だ。

夜景鑑賞士らが夜景遺産と日本新三大夜景に選定した皿倉山から見た北九州の100億ドルの夜景

夜景鑑賞士になれば、毎年選定される新しい夜景遺産の候補を推薦することができるが、夜景鑑賞士マイスターはその選定にも関わることができるという。

■ねこ検定、男性の参加増える

猫好きのための検定もお目見えした。一般社団法人ペットフード協会が17年に実施した「全国犬猫飼育実態調査」では、ペット動物の推定飼育数で初めて猫が犬を上回った。そして同じ年の3月にスタートしたのが猫好きのための「ねこ検定」だ。企画・運営は出版取次の日本出版販売だが、実施にあたって東京・神保町にある「猫本専門 神保町にゃんこ堂」の姉川夕子氏が全面的に協力している。

ねこ検定も初級、中級、上級の3段階が用意され、姉川氏が編集・デザインや一部執筆も担当した公式ガイドブックで勉強し、受検する。出題は猫の生態や文化、医療、法律など幅広い分野に及び、姉川氏は「私も普通の猫好き。検定事業に関わりながら自分も勉強している」と話す。

受検者は女性が7割ほどだが、2回目から若い男性も増えてきたという。姉川氏は「仕事の名刺に『ねこ検定上級取得』と入れている方もいる。初対面でも猫好き同士だとわかれば話が弾むという」と話す。

紹介した検定ではそれぞれ合格者のコミュニティーがつくられ、検定事務局が主催するイベントも開催される。競うために学ぶのではなく、集うために学ぶ。同好の士を求めて、あなたも趣味の検定に挑戦してみては。

(ライター 大谷 新)

[日本経済新聞夕刊2019年3月9日付]

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