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「株価10倍」を見抜くには 鍵は課題解決・市場創出

2019/3/17

写真はイメージ=PIXTA

世界経済の先行き不透明感が増すなかでも、独自のビジネスモデルで着実に業績を拡大させ、株価が上昇している企業は少なくない。株価が10倍超となった「テンバガー」銘柄の共通点はどこか。過去のテンバガー銘柄に目を向けると、「課題解決」と「市場創出」という2つのキーワードが浮かび上がってきた。将来のテンバガー銘柄を見抜くヒントを探ってみよう。

株価は将来への成長期待であるPER(株価収益率)と、企業の収益力であるEPS(1株当たり利益)のかけ算で求められる。将来EPSを伸ばす可能性が高いと投資家が考えれば、株価は上昇しやすい。

ではプロの投資家はどんな企業が将来成長すると考えているのだろうか。

アセットマネジメントOneの岩谷渉平ファンドマネジャーは公募投資信託「DIAM新興市場日本株ファンド」の基準価格(分配金再投資ベース)を当初の1万円から10万円超に引き上げた実績を持つ。同氏はテンバガーの共通項について「(経済・社会の)課題を解決しようとする強い意欲がある」と指摘する。

代表例がMonotaRO(モノタロウ)だ。売上高は10年前の約8倍、株価は同100倍となった。親会社である米グレンジャーのノウハウを活用し、中小の工務店が様々な工具を安価に短時間で調達できるようにした。問屋が担ってきた伝統的な工具流通が抱えていた非効率さをインターネットによって改善した。

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