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画像はイメージ =PIXTA

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年度末が近づいてくると、評価者研修が行われたり、あるいは駆け込みでの管理職研修が行われたりします。実はそのような研修の一部で、人事評価がされていることをご存知でしょうか。もしあなたが今後集合研修を受けるとしたら、そこでどういう行動をすれば評価されやすくなるのかをお教えしましょう。

集合型研修は実は評価の場になっていることがある

企業研修を受け持つ業界ではわりと常識的なのですが、集合型研修が評価の場になっていることがあります。

もちろん多くの受講生は薄々わかってはいるのでしょう。「自分はわかっている」というアピールをしてくる人も決して少なくはないからです。

講師の問いかけに対して積極的に手を挙げて答えてくれる人は、こちらとしてもありがたいかぎりです。

グループディスカッションが盛んになるのもよいですね。ホワイトボードの前に率先して立つ人の印象がよくなりやすいのは、新人採用の時と同様です。

クラス全体の前でのプレゼンも見せ場です。ちょっとした笑いもとりながら、論理的かつ分かりやすく説明できれば一気に評価は高まります。

ただ、これらの場面での評価について「盛り上がったかどうか」で評価されているわけではないということに気を付けておいたほうがよいかもしれません。

ビジネスというのは役割を適切に配分して、組織として結果をだすことを目指すものです。積極的で、コミュニケーション力があって、プレゼンテーションが上手、という人が常に求められるわけではないのです。そしてそもそも、積極性やコミュニケーション力、プレゼンテーション力、の理解が、評価する側とされる側とで違っているかもしれない、ということを意識してみてください。

では「受講姿勢」「グループディスカッション」「プレゼンテーション」の3つの項目で、どのような基準で評価がされているのかを示してみましょう。

受講姿勢に意味はあるのか

数カ月前に「『机にペットボトル』で話を聞く学生は落とす」という衝撃的なタイトルで話題になった記事がありました(参考記事「ペットボトルで就活が失敗も~大学の日常を引きずる怖さとは」)。社長が会社説明しているときにペットボトルでお茶を飲んでいた学生を落とせ、と指示をしたとかしないとか。

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