人事は見ている 研修の受け方でわかる出世しやすい人20代から考える出世戦略(54)

この記事を書かれたジャーナリストの方の見解では、大学の授業ですらペットボトルでお茶を飲んでいるから、その癖が抜けないんだろう、ということでした。

一昔前なら、企業研修の場でも、講師が話している際には両手を膝に置くか、あるいはメモを開いて常にペンを走らせなければいけない、という場面もありました。そんな状況でペットボトルのお茶なんて、そりゃ問題外となるでしょう。

けれども研修の場で受講生を評価しようとする企業で、ペットボトルがどうとか、メモがどうとか、という受講姿勢を評価する仕組みはほとんどありません。なぜなら研修の目的は「マナーの良い人を探す」ことでも、「マナーを正す」ことでもないからです。集まって講師やテキストや周囲の人たちから学び、今よりも成長していただくために研修をするのです(もちろんマナー研修を除きます)。

企業研修においてはむしろ、コーヒー飲み放題+チョコレートを用意する、くらいのほうが研修効果が出やすい、という意見もあります。

大学院レベルでも、たとえば私が登壇しているグロービス経営大学院では、お茶どころかお菓子を食べながら受講しても良いようになっています。そもそも大学院内に置き菓子サービスがありますしね。このあたりも、時代の変化ではないでしょうか。

グループディスカッションで評価を高めるには

グループディスカッションで盛り上がるチームとそうでないチームがあります。盛り上がるチームでは、みんなから積極的な意見がどんどん出てきます。しかしよく見ると、中での役割分担がされているほうが、盛り上がることが多いようです。

なかでも「議長」「書記」がしっかりとしているチームは議論がまとまりやすくなります。

ここでいう議長とは、議論が停滞したときに誰かに意見を促す役割です。

書記とはホワイトボードの前に陣取って、みんなの意見を書き留めながら、ポイントを整理する役割です。

議長がどんどん意見を促し、書記がそれらをまとめていけば、さらに議論は発展してゆきます。そうして全員がよい主張ができた、と満足することができます。

このような場面で、評価する側はたいてい、3つの行動を見ています。

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