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世界三大時計のヴァシュロン、「美」追う革新性がDNA ヴァシュロン・コンスタンタンのルイ・フェルラCEOに聞く

2019/3/9

ヴァシュロン・コンスタンタンのルイ・フェルラCEO

世界三大腕時計ブランドのひとつ「ヴァシュロン・コンスタンタン」は2019年の新作として、最大65日間の連続駆動を可能とする独自の新機構を採用した「トラディショナル・ツインビート・パーペチュアルカレンダー」などを発表した。ルイ・フェルラ最高経営責任者(CEO)に新作の狙いや今後の戦略などについて聞いた。

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――新作では、いずれのコレクションもブルーの文字盤(ダイヤル)が印象的です。

「クラシカルな『パトリモニー』では文字盤に特別に開発したミッドナイトブルーを採用、サンバースト仕上げ(微細な彫り加工による放射状模様)を施し、非常にエレガントなものとなりました」

「レトロルックな『フィティーシックス』では、コレクションのために開発した新色、ペトロールブルーを文字盤に採用しました。スポーツエレガントコレクションの『オーヴァーシーズ』では、文字盤をブルーラッカーで仕上げ、深い青を表現しています」

パトリモニー・マニュアルワインディング 81180/000R-B518 ケース:直径40mm、18Kピンクゴールド、30m防水 駆動装置:機械式手巻き、パワーリザーブ約40時間 予価:190万円(税別) 2019年6月発売予定

――フィティーシックスは18年発売の新しいコレクションです。

「期待以上の成果です。あまりモデル数はありませんが、そのほとんどがトゥールビヨン(重力による誤差を補正する機構)など、コンプリケーション(複雑機構)を搭載したものです。興味深いことは、新たな顧客を開拓できたという点です」

「私たちの主な顧客層の平均年齢は40歳前後ですが、フィティーシックスではもっと若い層にリーチできたといえるでしょう。フィティーシックスはパトリモニーなどといい補完関係になっていると思います」

フィフティーシックス・オートマティック 4600E/000A-B487 ケース:直径40mm、ステンレススチール、30m防水 駆動装置:機械式自動巻、パワーリザーブ約48時間 予価:121万円(税別) 2019年5~6月発売予定

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